重盛さと美も舌を巻く最強“伝説(レジェンド)”おバカ &“ラムちゃん”から学ぶ女子力とは?

2014/10/10 10:00 配信

アニメ

MCを務めるバラエティー番組「みてミル?」のポーズを決める重盛さと美

人気アニメなどを24時間放送しているキッズステーションでは、「必見っ!! 伝説(レジェンド)アニメ!」と題し、'70~'90年代の名作アニメ6作品を10月から放送。「うる星やつら(デジタルリマスターHD版)」「スラムダンク(デジタルリマスターHD版)」「幽☆遊☆白書」「らんま1/2(デジタルリマスターHD版)」「ルパン三世(PART1)」「わが青春のアルカディア 無期限軌道SSX」といったアニメ史にさんぜんと輝き続ける名作が肩を並べる。

今回、同チャンネルで放送中のオリジナル情報バラエティー番組「みてミル?」でメーンMCを務める重盛さと美に独占インタビュー。好きなアニメやその魅力などについて語ってもらった。

――「必見っ!! 伝説(レジェンド)アニメ」6作品の中で一番気になる作品は?

「ダントツで『スラムダンク』です! 人生、めっちゃ影響されてますっ!! 『スラムダンク』に影響されてバスケ部に入りましたし(笑)。ただの不良だった(主人公の)花道が、すごいことをやり遂げて、周りの人に勇気や情熱を与えていくのがすごいなあと。あと、あんまり考えて行動しないのが、すごくかっこいいなあと。ただできることを全力で頑張る姿にひかれます。あと、怖いもの知らずなところに『知らなくて分からないところが強みにもなるんだな』と自分も共感できて、そこが“必見っ”ポイントですね。花道は、相手がどれだけ強いのかを知らないから全然ビビらないんですよ」

――ご自身も「知らないからこそ強い」と感じることがある?

「あります! 東大出の頭のいい人とクイズ対決をする時も、東大のすごさを知らないので、『何がすごいんだろ?』みたいな感じで、最初から勝つ気で行けます。勝てなくても気持ちは負けてないです(笑)」

――「スラムダンク」の印象深いシーンは?

「陵南(高校)が負けたとき田岡(茂一)監督が『生徒たちは最高のプレーをした。敗因はこの私』って言うところはグッときましたね。嫌いだったんですよ、田岡監督。厳しいし。でも、このせりふを聞いて、『あっ! 負けてこれが言えるって、本当はめっちゃいい人で、ただただ勝たせてあげたかっただけなんだ』って思ったんです。大人になってからいいなと思えたシーンですね」

――「スラムダンク」以外で気になる作品は?

「『うる星やつら』!! 仕事でもプライベートでもコスプレしましたし、曲も大好きでずっと着メロに設定してました。ラムちゃんの怒ったら怖いけど、かわいいときはめっちゃかわいいというツンデレ! すっごく勉強になります。やっぱりギャップが大事なんですよね(笑)」

――周りの有名人の“伝説(レジェンド)”エピソードを教えてください。

「よゐこの濱口(優)さんはすごい! やっぱりモテる男だなと。靴ひもがほどけているときに、普通の男の人なら『危ないよ。靴ひも結び直せば?』と声を掛けるくらいですけど、濱口さんはサッとしゃがんで結んでくれた後に『気ぃつけなな』って!! 女性に対するお姫様扱いがすごく上手。こっちはハッとなるけど、『いつもやってます』みたいな感じだから、距離感を縮めるのがすごく上手いんです。そりゃモテるわ!(笑)」

――ご自身が「伝説」になるために普段からやっていることは?

「本とニュースはあんまり“見ないよう”にしています。生放送の情報番組に出演させていただいていますが、出演する時はカンペだけ読んで頭に入れないようにしています(笑)」

――“伝説(レジェンド)バカ”を目指している?

「他でも探してはみたんですけど、唯一、“伝説”になれそうなのは、おバカくらいかなと。一生懸命考えたんですけど(笑)」

――周りの“伝説”エピソードを教えてください。

「私のママは、さすが私を生んだだけあって、“伝説(レジェンド)おバカ”だなって思います。私よりも濃いアホだなって。このまえ、一緒に包丁を買いに行ったら、『商品はレジでお渡しします』って、空っぽのパッケージだけが並んでたんです。そうしたら、ママがそれを手に取って、『さと美、すごいよ! 今の包丁ってスケルトンなんだから!!」って…。その後、デパートの中でケンカでした(笑)」