テレビやパソコン、スマートフォンでも楽しめる、国内最大級の会員数を誇る定額制動画配信サービス「dビデオ」で10月1日より配信中のオリジナルドラマ「今日からヒットマン」。同作は、人気コミック「今日からヒットマン」(日本文芸社)を原作としたドラマで、要潤演じる平凡なサラリーマン・稲葉十吉が伝説のヒットマン“二丁”の名を継ぎ、闇組織に立ち向かっていく物語。そこで、十吉演じる要にインタビューを行った。
――主人公・十吉を演じてみて?
巻き込まれて殺し屋になるという感じなので、普通の人間の延長線上で殺し屋をやっているという新しい切り口です。自分が普通のサラリーマンをやることがすごく新鮮でした。今回はコメディー色も入れつつ、漫画の世界観を残したまま、演じようと思っていたので、そういう意味ではチャレンジングな瞬間もたくさんありましたし、時間を掛けてすごく丁寧に1カットを撮影していったのでとても充実していました。
――役作りについての苦労は?
原作のあるドラマは割と読み込まずに演じるんですが、1巻だけ読んで、世界観を見ました。あとはいつもそうなんですけど、がっつり役作りをすることはあまりなくて、体形を変えたり、痩せたり太ったりしなきゃいけない時はやりますけど、今回、普通の34歳のサラリーマンなので、そんなに入り込まないというか、現場で共演者との空気感を確かめながらっていう感じでしたね。
――今回、共演された菜々緒さん、山本美月さんはいかがでしたか?
菜々緒さんは主婦のイメージがなかったのですが、すごく現場で打ち解けて、クランクインではすんなりと夫婦感が出ていたと思います。山本さんはすごくきれいで、アクションもキレが良くて、役にすごくはまっている感じがしました。二人でがっつり芝居をすることは2、3シーンしかなかったですが、かわいらしさを持ちつつ、厳しさもあり、すごく魅力的な人でした。
――1話でボコボコにされていたりと、撮影中の苦労は?
リアリティーを追求したいなと思っていたので、アクションの手数と、後は血のりメークとかですね。最近のテレビドラマだと、血のりを着けることさえためらわれるんですけど、この作品だからこそできることで、そこはすごくこだわりました。
――敵に「ズボン脱げよ」と言われるシーンなど、印象的なシーンが多いが?
あれやらないと、「今日からヒットマン」って感じがしなかったので(笑)、すごく楽しかったです。そのあと、パンツの中から銃を撃つシーンがあるんですが、そこが一番気に入っているんです。自分の中でクスクス笑いながらやってたので、すごくこだわって実際に銃が入るパンツを選ぶところからやったんですよ! 僕はトランクス派じゃなくて、ボクサーパンツ派なんですが、それだと銃が入らないので、やっぱトランクスだろうとか、丈の長さとか、ゴムの感じとか、すごくこだわってやったのでその辺をちゃんと見てもらいたいです!(笑)。
――今回のドラマはどんな部分を見てほしい?
鉄板ネタを懐かしく見てくれる人もいると思うし、一周まわって斬新だなと見てくれる人もいると思うし、それこそギャップですよね。そこをすごく楽しんで見てもらえると。後は、ガンアクションとか、血がバッと出たりとか、ちょっと怖いと思う人もいるかもしれませんが、僕たちが追求しているリアリティーがはまればいいなと思います。
――最後にメッセージをお願いします!
dビデオさんやBeeTVさんでは今回で3回目になるんですが、毎回すごく充実した内容で、テレビドラマとは違った角度で独特な画が光ってすごく面白かったです! dビデオさんは斬新な企画が多いですし、僕もテレビドラマでは見せない顔を今回、芝居の中で見せているので、そういった点も注目してご覧いただければと思います。
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