10月11日、音楽イベント「musicるTV presents MUSIC BURGER」の初日が都内のEX THEATER ROPPONGIで行われ、EXILE SHOKICHI、C＆K、DOBERMAN INFINITY、Rihwa、大原櫻子らが出演。熱いパフォーマンスを繰り広げた。
トップバッターとなる大原櫻子のステージは、映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」('13年)の劇中歌「明日も」からスタート。アカペラで同曲を歌い始めると、ギターをかき鳴らしながらステージ上を駆け回り、「トップバッターなので盛り上げていきます！」というMCの通りに、客席のテンションを上げていった。続けて「頑張ったっていいんじゃない」「ちっぽけな愛のうた」を熱唱し、本人名義では初リリースとなるソロデビューシングル「サンキュー。」を披露した。
続いて登場したのはRihwa。全編英語詞のバラード「Last Love」から始まり、「カラフル」のパワフルなステージングとコール＆レスポンスで客席もヒートアップ。新曲「SNOWING DAY」と、バラード「春風」を歌い上げ、MCのヒャダインが「力強い声で癒やされましたね」、綾小路翔が「外タレ感のあるライブだった！」と称賛するステージの幕を閉じた。
3番手はLDH所属のヒップホップユニット、DOBERMAN INFINITY。「ROCKSTA」「HOTLINE」と続けざまに披露し、重厚なグルーブに乗せた4MC＆1ボーカルのせめぎ合いで、会場は一気にクラブのような雰囲気に。さらに、続いての「INFINITY」では、幕間のトークコーナーで観客と練習したコール＆レスポンスを会場全体で実践。その盛り上がりぶりにメンバーも「バッチリです！」とニッコリ。その後も、5人が入れ替わり立ち代わりステージ前方で「まだまだいけますねー!?」と観客を盛り上げ、「Yeah!!」「99」と最後まで会場と一体となったパフォーマンスを見せつけた。
続いての登場は、綾小路翔が「面白おじさん」「歌う漫才師」と評するボーカルユニット、C＆K。幕間のトークコーナーで自らのことを「C(chou＝超)＆K(kimochiwarui＝気持ち悪い)」と自己紹介していた2人は、「気持ち悪いと思ったら空き瓶など投げてください！ 好きなら好き、嫌いなら嫌い、普通なら普通でリアクションしてほしい！」と、独特のアオリとコミカルなダンスで観客を巻き込み、会場中が前後左右に揺れながらC＆Kの手本通りにダンス。「C＆KII」「to di Bone」「へべれけ宣言」「梅雨明け宣言」とアッパーなナンバーを立て続けに演奏すると、「もう一つの顔も見てみてください」と前置きしてからバラードの「みかんハート」を披露。一変した雰囲気の中で、会場全体がCLIEVYとKEENが織り成すハーモニーに聴き入った。続いては再びハイテンションなパフォーマンスに戻り、「にわとりのうた」「踊LOCCA～around the world新たなる冒険～」で全7曲のステージを締めくくった。
この日最後の出演アーティストはEXILE SHOKICHI。大歓声に包まれてステージに姿を現すと、「Signal Fire feat.SWAY」「BACK TO THE FUTURE」の2曲を、バックダンサーたちと共に激しく踊りながら熱唱。途中マイクトラブルに見舞われながらも歌い切り、曲の後のMCでは「序盤にハプニングありましたけど、そういうことも含めて最高の思い出を皆さんと作っていきたいです！」と宣言。ところが、その直後「ちょっとビビリました。ビビッて汗かいちゃったので、汗拭いていいですか？(笑)」と本音をこぼす一幕も。さらに「数えるほどしかソロではライブをやっていないので、MCも慣れていないけど、自分の思いを直接聞いてもらえるのはうれしいです。…水飲んでいいですか？(笑) こういう時につないでくれる人がいないのもソロならではですね(笑)。しゃべっているとボロが出るので歌います！」と、自ら作詞作曲を手掛けたバラード「The One」を披露。続けては同曲のカップリングで、DOBERMAN INFINITYとコラボしている「Loveholic」にDOBERMAN INFINITYが飛び入り。さらに「THE ANTHEM」「HERE WE GO」と続け、ラストはダンサーたちと一緒に上半身裸で鍛え上げた肉体を見せ、大歓声に見送られながら熱いステージを終えた。
同イベントは、ヒャダインや綾小路翔らがMCを務める音楽番組「musicるTV」(テレビ朝日系)が主催。10月11日と12日の2日間にわたって行われ、2日目となる10月12日(日)にはTHE RAMAGE from EXILE TRIBE、SUPER☆GiRLS、超特急、Happinessらが出演する。