「生まれる子供に見せたい!」中川翔子の“義務教育的”映画とは!?

2014/10/28 11:31 配信

芸能一般

13歳のころにブルース・リーに出会った“ビッグバン”が大きく、今の芸能生活にも当時の自分が生かされていると語る中川翔子

CS放送のムービープラスで11月3日(月)に放送される「この映画が観たい」の収録が都内で行われた。同番組はさまざまな分野で活躍する著名人に、かけがえのない映画体験とそれにまつわる人生のエピソードを語ってもらうのがコンセプト。11月はムービープラスの「特集:アジア・アクション決定版!」と連動し、アクション映画やカンフー映画好きで名高い中川翔子をゲストに招いた。収録場所も今回のゲストである中川が幼少から通っているという洋食店で行われた。

「燃えよドラゴン」や「酔拳2」等について熱く語り、収録を終えたばかりの中川にインタビューを敢行した。

―中川さんにとってカンフー映画、アクション映画の魅力とは?

13歳でブルース・リーに出会って、それから何十回、何百回と見ていても飽きないんですよね。彼の死後40年以上たっても未公開写真がまだ出てくるし、自分は死んでいない、まだ生きているんだって“生きた証”をアピールし続けているみたいな気がします。いまだに新しいニュースが出てくるので、ブルース・リーについて考えない日がないですね。本当にいろんな意味で私の人生を変えてくれたと思います。私自身の人生だけでなく、アクションや映画、アジアの歴史にさえも影響を与えた人。ブルース・リーがいなかったら後の漫画の歴史も違っていただろうし、「北斗の拳」や「ドラゴンボール」も違う形だったかもしれない。

―アジア・アクション映画は若い女の子たちには少々とっつきにくい部分もあると思いますが?

うーん、隣にすごい詳しいおじさんを座らせるしかないと思うんですよ(笑)。最新のかっこいいCGに慣れちゃって、食わず嫌いをしているだけだと思うんですよね。だから「これが名言で~」とか「ここが面白くて~」とか教えてもらいながら見たらすごさがわかると思います。古いもの新しいものとか関係なく、すごいものって心にズシンとくるはずですよね。それに、親が好きだったものってDNAに刻まれているので、私の子孫も中学の時に私がやっていたように絶対ヌンチャク振る子になるだろうなって思います。今回取り上げさせていただいた映画たちはもちろん人生で影響を受けた映画ということですけど、義務教育で見せたい映画って意味でやらせていただきました。算数、理科、社会、あと、「燃えよドラゴン」の時間(笑)。

―最後に、収録を終えて、どのような番組になっていると思いますか?

普段、母と話すような内容で皆さんに向けて話していいんだろうかって思うくらいですが、何も知らない人がたまたま見て「あ、これ見たい」って思ってくれるきっかけになればうれしいです。今、雑誌でも勝手に自分がポスターを作るならっていうイメージで絵を描いて連載させてもらったり、今回もこの作品がなかったら今の自分がないってものを取り上げさせていただいたのですが、そういったところから架け橋になれればいいなって思います。未来の子孫にはこれを録画しておけば伝わるので、説明の手間が省けるなと(笑)。