「NMB48卒業を発表した山田菜々ちゃんに見てもらいたい」藤江れいなが山田菜々にエール!

2014/10/19 01:31 配信

芸能一般

「山田菜々ちゃんに見てもらいたい」と話すNMB48・藤江れいな

映画「いつかの、玄関たちと、」(公開中)の初日舞台あいさつが、10月18日に都内の映画館で行われ、出演者のNMB48・藤江れいな、橘麦、木下ほうか、山村美智、勝尾麻結奈、五十嵐康陽、さらば青春の光・森田哲矢、阿藤快と勝又悠監督が登壇した。

同作品は、突然、絶縁状態だった姉が自分と同じ年の娘と共に現れたことで戸惑い葛藤する少女の成長と、その家族の深い愛情を描いた人間ドラマ。両親と神奈川の山間の町・下村で暮らす大塚あやめ(藤江)は、ある日、家に帰ると姉だと名乗るすみれ(橘麦)に出迎えられる。姉がいたことに加え、自分と同じ年の姪・茉祐子(勝尾麻結奈)の存在と、2人が同居することを知らされ戸惑うあやめは、突然の出来事を急には受け入れることができず、複雑な心境に陥ってしまう…といったストーリー。

主演を務めた藤江は「きょう、こうして初日を迎えられたことがすごくうれしいです。立ち見の方も出るくらいたくさんの方に来ていただいてすごくうれしい! この作品は、今までの作品の中で一番自分と向き合って、一番『キャストの皆さんと一緒に一つの物を作っているんだ』と感じた作品です」と明かした。また、役柄について「あやめちゃんは自分の気持ちを表に出せない子なので、両親に何でも言っちゃうわたしとは違うなと思ったのですが、家族に対する思いや家族を思う気持ちは(自分と)変わらないなと思いました」と告白。

一方、橘は「撮影現場では冗談を言い合うような和やかな雰囲気で、そういったやわらかい本当の家族のような感じが作品に出ていると思います」と話し、勝尾は「皆さんすごく仲良くしてくれて、きょうも(舞台裏で)『ごはん食べに行こう!』ってワイワイやっていました(笑)」と告白して、仲の良さを感じさせた。

そんな中、森田が「僕は1分も出てないのに、なぜこんなところにいるのかよく分からないんですけど…」と漏らし、「見ていただくと分かると思うのですが、全く意味のない役で出ています」と明かして、会場を沸かした。

最後に、藤江は「この作品は家族や故郷がテーマになっているのですが、あやめちゃん自身の成長も見られる作品です。あやめちゃんが親の元を離れて新天地に旅立つシーンもあるのですが、『違う環境でこれから頑張るぞ』という人にも見てもらえたらエールとして受け取ってもらえると思います。(AKB48グループの)メンバーの中では、最近、NMB48の卒業を発表した山田菜々ちゃんに見てもらいたいです。きっと、いろんな方への感謝や思いを再確認してもらえると思うから」とアピールした。