「ニュース新書」まーごとのお別れに、田勢康弘『すごい奴でした』

2014/10/20 17:57 配信

芸能一般

まーごの献花台には、たくさんの花が手向けられた

10月18日に東京・神谷町のテレビ東京にて、「田勢康弘の週刊ニュース新書」の名物猫・まーごのお別れ会が行われた。お別れ会には、450人ほどの人が訪れた。

「田勢康弘の週刊ニュース新書」は、毎回政治家をゲストに招き、日本の政治について語ってもらう番組。まーごは、番組内に登場する猫で、スタジオ内で自由に動き回り、時には政治家の前で寝てしまったり、お茶をなめたりするなど、猫らしい愛くるしさで人気のマスコットだった。しかし、10月11日の放送で、亡くなったことが伝えられた。放送後には番組ホームページ内の「まーごのひと息」の動画アクセス数が10万件を越え、また視聴者からの問い合わせが殺到したことなどがあって、今回献花台を設置され、お別れのイベントが行われた。

当日は、番組MCの田勢康弘と繁田美貴アナが、訪れた視聴者一人一人に、丁寧にあいさつをしていた。終了後、繁田アナは「多くの人が来てくださって、まーごは本当に愛されていたのだなあと感じました。訪れた人に『気を落とさないでくださいね』など、言葉を掛けていただいて、本当にありがたいです。すごく気の利く猫で、本番中だけでなく、放送が始まる前にも、いつも緊張を和らげてくれる存在でした。今は『大好き』と『ありがとう』を伝えたいです」と語った。

また、田勢康弘は「あらためて、メディアの凄さを感じました。これだけの人を呼ぶくらい、視聴者の皆さんの心をつかんでいた、すごい猫だと思います。とにかく、すごい奴でした。『まーごに会いたいから出演する』というゲスト政治家の方もいたくらいで、出演者に愛される猫でしたね。政治という世界は、うその多い世界ですから、まーごのうその無い眼に、ゲスト陣は癒やされていたのだと思います」とまーごとの思い出を明かした。