かなり”おだってる”!?「水曜どうでしょう」名物コンビ鈴井貴之&藤村忠寿によるフリートークは大盛り上がり

2014/10/24 11:12 配信

芸能一般

気心の知れた仲の鈴井貴之と藤村忠寿(左から)だからこその爆笑本音トークが繰り広げられる©チャンネルNECO/CREATIVE OFFICE CUE

CS放送のチャンネルNECOのオリジナル人気番組「直CUE!勝負第3回戦」の特別編に「水曜どうでしょう」の名物ディレクター・藤村忠寿が出演。番組MCの鈴井貴之が作・演出・出演する舞台「SHIP IN A BOTTLE」に、藤村が役者として出演するということで実現した企画。番組では舞台のメーキングや鈴井と藤村の2ショットトークが展開。

今回の舞台の出演に関しては、「俺から言ったの。鈴井さんが舞台やるってぽろっと言ったから」と藤村が経緯を語ると、「芝居に興味があるって言うから『作る方かな?』と思っていたら、『出る方だ』と言われてあわてました。まず、お芝居ができるのかということと、本当に僕(演出家)の言うことを聞いてくれるのかっていうこと(笑)。当初はマグロの役で出てもらおうかと(笑)。でも藤村さんの初舞台を見て、意外にちゃんとやっていたので自分が抱えていた不安が一掃されました」と鈴井が心情を打ち明けた。

舞台の設定は海上刑務所であるマグロ漁船。そこで繰り広げられる”協力しあえない”犯罪者たちが繰り広げる群像劇だ。意味深なタイトルも興味深い。「子どもの頃から『ビンの中に船のモデルを作る”ボトルシップ”って何が楽しいんだろう?』と思っていました。船って海の上に浮かんでこそ船なのになんであんな閉鎖的な空間の中に閉じ込められているんだろうって、”ボトルシップ”がかわいそうで仕方がなかった。それが現代社会に生きる人たちの閉塞感とオーバーラップして、ビンを割って出してあげたいという気持ちもあり、この物語を作りました」と新作に込めた思いを語った。

本舞台が役者として2度目という藤村。「演劇が楽しくてしょうがない。今回の舞台でキャリア半年ながら全国公演ですから。最終的には蜷川幸雄さんの舞台にも出たい(笑)」とジョークを飛ばす。「でも稽古3日目で声が枯れました(笑)。キャリアのある他の役者は声が枯れないから、そういう厳しさを感じてます」と言いつつ「来年は50歳。この年齢で始められることがあることにウキウキしているわけですよ。こんなことってないよ」とはしゃぐ藤村に対し、「北海道弁で言ったらかなり”おだってるからね”(調子に乗ってる)」と言う鈴井の一言に大爆笑。新作舞台の初日が待ち遠しい。