「トランスフォーマー」30周年を記念した前代未聞のサプライズにファンが熱狂!

2014/10/28 20:18 配信

映画

チャイニーズシアターに突如出現した高さ8メートルのオプティマス・プライムにファンは熱狂!(C) 2014 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED. HASBRO, TRANSFORMERS and all related characters are trademarks of Hasbro. (C) 2014 Hasbro. All Rights Reserved.

'14年の映画界において最大のヒットとなった「トランスフォーマー/ロストエイジ」のブルーレイ&DVDが12月10日(水)に日本でも発売される予定だ。それに先駆けて本国アメリカでは同シリーズの過去の業績が認められ、それを記念するセレモニーが開催された。会場となったハリウッドのチャイニーズ・シアター前には、TVアニメ時代から一貫して主人公のオプティマス・プライムの声を担当しているピーター・カレンとトラックモードのオプティマスが登場し、駆け付けたファンの拍手と歓声にクラクションを鳴らして応えた。

チャイニーズ・シアターで殿堂入りを果たすとコンクリートに”手形”を残すのが慣例だが、オプティマスはなんとトラックの”タイヤ跡”を刻み込むという前代未聞のパフォーマンスを披露。さらに、巨大な扉の中から高さ8メートルのロボットモードで登場し、ピーターも手形とサインを刻み記念碑が完成した。その後行われたインタビューでは、新キャラのドリフトの声を演じた俳優の渡辺謙にも言及する場面も。

――ことしはトランスフォーマーのスタートから30周年に当たるわけですが、今なおオプティマス・プライムのご担当をされるとはご想像されましたか?

僕がオーディションを受けた時に、30年後に僕が変わらず同じ役を演じると思っていたかと問われたら、答えは「ノー」だね。そんなことまったく想像もできなかったし、考えもしなかったよ。この映画に僕が携わることができるなんて予想もしてなかった。素晴らしいことだよ。

――過去と今、アニメ版と実写版ということで何か違いは意識されていますか?

オプティマス自身のキャラは変わってはいないけれど、TVアニメから劇場版になったことで、より実演的で大きなアクションになった。もっと低くうなるように、そして金属的な声に調整しているんだ。TVアニメの頃のように、数人スタジオに集まって顔を合わせながら一緒にアテレコをしていた時代とはずいぶん違うね。

――新キャラのドリフトの声を演じた渡辺謙さんの演技はいかがでしたか?

彼の演技は素晴らしかったよ。残念ながら、直接一緒に仕事をする機会はなかったんだけど、彼は声優としても素晴らしいね。彼の演技が本当に気に入ったよ。

セレモニーの最後にピーターは「この大変な名誉への感謝の気持ちでいっぱいです。この気持ちを表す言葉が見つからないほど、感激しています」と語り、さらに日本のファンに向けて「人類よ、夢を追い続けなさい。未来は夢から築かれているのだ。君たちに敬意を表する」と、オプティマス・プライムに代わってメッセージを贈った。