映画「近キョリ恋愛」の大ヒット御礼として22日、主演を務める山下智久が都内で舞台挨拶に出席した。ハロウィンの仮装で登場する予定だったが、急きょ黒いスーツにネクタイ姿で登場した山下。冒頭で「この度、ぼくの行動でたくさんの方にご迷惑、ご心配をおかけしたこと、この場を借りてお詫び申し上げます。これからも自分の立場をわきまえて日々精進していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します」と表情を緩めることなく力強く話し、深々と頭を下げた。その姿を見て、会場に集まった約400人のファンの中からは、すすり泣く声も聞こえた。
映画の話になると山下は笑顔を見せ、2週連続週末興行収入1位、興行収入50億円突破の記録を聞くと、「映画で1位になるのは初めてで、感激しています」とうれしそうな表情。「いろんなサイトのランキングを見て、(1位の画面の)スクリーンショットを撮って保存しています」と密かな楽しみも披露した。
今作品は山下演じるツンデレ教師と小松菜奈演じる優秀な女子高校生の禁断の恋愛を描いている。少女マンガ原作のためか、劇中、今話題の壁ドンや、キュンとなる甘いせりふも多い。今までは「女々しい役が多かった」こともあってか、「本読みで、『おいで』って言うのが恥ずかしくて…。」と苦労も吐露。「でも、ツンデレも楽しいと思って撮影しました」と最終的には初めての役柄を満喫したようだ。
「20代最後なので、挑戦として今回の役をやったんですが、また王道の役をやりたいですね。男らしい役あったらください!(笑)」とアピールし、会場からは歓声を沸き起こった。
山下主演の映画「近キョリ恋愛」は現在、全国で公開中。
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