11月22日(土)公開の映画「日々ロック」の完成披露試写会が、10月22日に都内で行われ、舞台あいさつに野村周平、二階堂ふみ、前野朋哉、岡本啓佑、古舘佑太郎、蛭子能収、竹中直人、入江悠監督が登壇した。
同作品は、榎屋克優作の同名コミックを実写映画化したもので、純粋なロックの持つ力が奇跡を起こす瞬間を全力で切り取ったド直球青春映画。金なし、風呂なし、彼女なしのヘタレロッカー・日々沼拓郎(野村)は、友人の依田明(岡本)、草壁まもる(前野)と共に結成したバンド「ザ・ロックンロールブラザーズ」で活動していた。ある晩、ライブをしていた拓郎は、カリスマ的な人気を誇るデジタル系トップアイドル・宇田川咲(二階堂)と遭遇。トップアイドルとして活躍していながらも本当は自分のやりたい音楽ができずに苦しんでいた咲は、売れないがロックを愛する心は誰にも負けない自由な拓郎に、自分のために曲を書いてほしいと依頼する…といったストーリー。
舞台あいさつでは、野村、岡本、前野がそれぞれの役になりきって「ザ・ロックンロールブラザーズ」として登場し、一夜限りのスペシャルライブを披露。拓郎になりきった野村は、着ていたTシャツとジーパンを脱ぎ捨てて熱唱するなど、熱いパフォーマンスで会場を盛り上げた。
白熱したライブの後、野村は「汚いものを見せてしまいましたが、一生懸命やったと思います」と息を切らせながらあいさつ。一方、二階堂は「すばらしいライブで、『コーラスを一緒に歌って』と言われていたのですが、歌うのをすっかり忘れていました(笑)」と苦笑いしながらも野村らのパフォーマンスを絶賛していた。
そんな中、蛭子が「たいしてあんまり出てないのに、宣伝には担ぎ出される。ちょっとだけ不満を持ってます」と不満を漏らすと、入江監督が「蛭子さん、けっこう出てますからね!」と思わずツッコむ一幕も。
最後に、野村は「この映画は、“ライブ”なので、『日々ロック』というライブを楽しんで帰ってください」とアピールした。
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