舞台「ダンガンロンパ」チームワークの良さは石田明の買収!?

2014/10/29 02:38 配信

芸能一般

「ダンガンロンパ」のゲネプロに登場した(左から前列)小澤、大沢、本郷、岡本、神田、石田明、(中列)山口、田中、石田晴香、藤江、池端、モノクマ、(後列)松風、宮下、向、高木、八神

10月29日(水)~11月3日(月・祝)に東京・日本青年館大ホールで上演される舞台「ダンガンロンパ THE STAGE~希望の学園と絶望の高校生~」の公開ゲネプロと会見が10月28日に同所で行われ、出演者の本郷奏多、岡本玲、小澤亮太、大沢ひかる、八神蓮、高木万平、天津・向清太朗、NMB48・藤江れいな、AKB48・石田晴香、RUN&GUN・宮下雄也、池端レイナ、カーニバル・山口ゆきえ、田中日奈子、松風雅也、神田沙也加と演出も担当するNON STYLE・石田明の16人が登場した。

同公演は'10年に発売されたPSP用ソフト「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」を原作に、初めて舞台化された作品。超高校級のエリートのみが入学できる私立「希望ヶ峰学園」を舞台に、学園長・モノクマ(声・大山のぶ代)によって学園内に閉じ込められた生徒たちが、脱出を懸けた犯人解明の“学級裁判”を繰り広げる。

ゲネプロ前に報道陣の前に現れたキャストを代表し、主人公の超高校級の幸運の持ち主・苗木誠を演じ、座長も務める本郷が「本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございました。われわれ一同、原作を勉強しながらみんなで一つの作品を一生懸命作り上げてきました。すごくいいところに着地できたのかなと。一つの舞台として見ても見応えのある作品で、(原作の)イメージも大切にした両立したものができたと思います。石田さんがみんなをまとめて引っ張ってくれて、みんな頼って作れたかなと思います。きょうはフルパワーで演じさせていただきますので、皆さんよろしくお願いします」とあいさつした。

一方、演出の石田は「演出という慣れない経験の中、頼りになる役者の皆さんに支えられてここまでやっと迎えられました。原作好きの方がほとんどだと(思いますし)、本当にみんなが原作を愛してくれているので説明もしやすいですし、本当にいい話に、面白い話になったと思います。面白い舞台です。途中から皆さんの頑張りでちょっと涙腺が崩壊し始めましたが、本当にいい経験をさせていただきました。ぜひいろんな人に楽しんでいただきたいと思います」とアピールした。

さらに、ゲネプロの準備に入った出演者が去った後も報道陣の取材に答えた石田は、演出に関して「本当にいろんな勉強ができました。普段の漫才では知り得ないこととか、舞台の大切さ、スタッフさんの大切さなどを一から学びました。これがまた、自分の芸人生活に戻ってくる感じですね。2008年の『M-1(グランプリ)』優勝以来の、自分が成長したといえる1年になることは間違いない。それくらいいい経験ができてます」と自信を見せた。

さらに、「『ダンガンロンパ』というのはキャラクター自体がすごくしっかりしているので、その中で、キャラクターの良さを大事にしながらも、キャストそれぞれの人間性も出しながら、ゲームやアニメにはなかった世界観やルールを入れて、さらに面白くなっていると思います」と見どころを明かした。

最後にチームワークの良さを問われた石田は、親指と人差し指をくっつけて輪を作りながら「こちら(お金)で誘惑しましてですね(笑)。でも、本当に皆さん仲良くなりまして、夜はご飯に行ったりしました」と笑いながら語った。