NHK BSプレミアムで12月30日(火)に「名盤ドキュメント3 はっぴいえんど『風街ろまん』(1971)~“日本語ロックの金字塔”はどう生まれたのか?~」の放送が決定した。
同番組は、今もさん然と輝く歴史的名盤の制作秘話を制作者や関係者たちが語り、その魅力に迫るドキュメンタリー番組。昨年12月に井上陽水の「氷の世界」、ことし9月に佐野元春の「VISITORS」を取り上げ、視聴者から多くの反響が寄せられた。
第3弾となる今回は、はっぴいえんどが'71年に発表したアルバム「風街ろまん」をテーマに、昨年急逝した大瀧詠一さんを除くはっぴいえんどの元メンバーの細野晴臣、松本隆、鈴木茂が一堂に会し、「風街ろまん」制作の舞台裏について徹底的に語り尽くす。'72年にバンドが解散してから40年以上の月日が流れたが、メンバーがテレビ番組で当時のことを語り合うのはこれが初となる。そして、放送日は大瀧さんの一周忌となる12月30日(火)となっている。
「風街ろまん」は、文語的な日本語の歌詞とアメリカ西海岸のサウンドを融合した「日本語ロックの 金字塔」として、その後の日本音楽界に絶大な影響を与えた。今回、レコード会社の倉庫から発掘された8チャンネルのマスターテープをデジタル化し、メンバーの目の前で再生。40年以上の歳月を経て、歌や演奏に込められたこまやかなニュアンスが鮮やかによみがえった。 さらに、今もさまざまなアーティストにカバーされている名曲「風をあつめて」の誕生秘話も語られる。名盤アルバム誕生の知られざるドラマを描き出し、日本のロックの原点に迫る。
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