生“エビゾリ”に黄色い声!“5万回斬られた男”福本清三、感謝祭に見参!

2014/11/18 11:43 配信

芸能一般

福本(左)が見事なエビゾリを披露

24時間、365日時代劇を放送する専門局の時代劇専門チャンネルによる、恒例の“ファン感謝祭”がことしも開催された。11月15日には東京公演がニッショーホールで行われ、大盛況のうちに幕を閉じた。

会場は、着物で粋に決めた夫婦や、孫と親子3代で参加するファンらで満員御礼。そんなにぎやかな雰囲気で始まった第1部では、まず名ドラマ「鬼平犯科帳」の中でも屈指の人気を誇る第3シリーズ最終話「密偵たちの宴」を特別上映。普段とは一味違う、密偵たちのやんちゃな一面が光るエピソードで、観客は笑ったり大スクリーンの迫力に息を飲んだりと大興奮。

上映後には、密偵役の綿引勝彦と三浦浩一、プロデューサーの能村庸一氏が登壇。綿引は「大滝の五郎蔵役をいただいた時はただただびっくりして。興奮しながらできる力を全て注ぎました。このエピソードも若い頃の熱き思いを蘇らせてくれるので、今でも見返します」と明かし、作品への愛情をうかがわせた。

そのほかにも密偵2人の懐かしの初登場エピソード紹介や、能村氏のナレーション再現などファンにはたまらない大サービス。しかし盛り上がり過ぎてだんだん撮影中の鍋の味や、なぜか若い頃のアルバイトの話に発展!仲の良さ全開のトークショーとなった。

続く第2部では、打って変わって緊迫の戦いが。東映京都撮影所のメンバー扮する侍たちが会場中を駆け回り、見事な殺陣ショーを披露した。そして中盤、満を持して助太刀・福本清三が登場すると会場の熱気はMAX!観客が見守る中、豪快な斬られっぷりを披露する福本。圧巻の生“エビゾリ”の瞬間には、会場中から黄色い声とため息が漏れると共に、福本氏を目の前に感極まるファンの姿も。記念すべき10回目にふさわしい、笑いと感動に包まれた感謝祭となった。

時代劇専門チャンネルでは、11月24日(月)にスタートする堺雅人主演「塚原卜伝」、12月ならではの「忠臣蔵」、そして1月にはチャンネル初の試みとなる歌番組「時代劇(ちょんまげ)歌祭り!」など、目玉番組がめじろ押し。この年末年始は時代劇にどっぷりはまってみるのも良いのでは。