普段は患者に笑顔で優しく接するが、自分が信じる医療のためなら目的・手段を選ばない非情な一面も持つ二面性のあるスゴ腕の外科医・相良の活躍を描く沢村一樹主演ドラマ「DOCTORS~最強の名医~」(テレビ朝日系)が、約1年半ぶりに復活することが分かった。
今回で第3弾となる自身の“代表作”の復活に、沢村は「パート2が終わってからきょうまで、何だかあっという間に過ぎてしまったような感覚もありますが、正直パート3の決定が待ち遠しかったです。まさに『待ってました!』といった感じですね(笑)。僕自身もとてもうれしいですが、皆さんからたくさんのご好評をいただいているからこその続編だと思いますので、見てくださる方に喜んでいただければ何よりですね」と、喜びを語った。
同作は、“医師である前に真っ当な人間でありたい”という強い信念を持つ相良が、舞台となる堂上総合病院の医師たちと対立を繰り返しながら病院の再生に尽力していく本格医療ドラマ。'11年の10月クールに放送したパート1は平均視聴率14.8%、最高視聴率18.5%をマーク、'13年7月クールに放送されたパート2は平均視聴率18.3%、最終回で最高視聴率となる21.7%という高い数字を獲得し、好評のうちに放送を終えていた(数字は全てビデオリサーチ調べ、関東地区)。そんな人気作品が、パート2の終了から早1年半、「DOCTORS 3~最強の名医~」として復活。スペシャルドラマとともに再び始動することになった。
本作の見どころの一つに、沢村演じる相良医師のスーパー外科医ぶりもさることながら、高嶋政伸演じる森山卓の強烈過ぎるキャラクターが挙げられるが、パート1から続く“相良vs森山”の対立構図と、劇中にちりばめられる森山の突飛な言動は健在。しかも今回は森山が“タレントドクター”としてテレビにも引っ張りだこの存在となっている。テレビ出演による多忙を理由に本業である医師業を疎かにしがちな森山にお灸を据えるべく、またしても相良がある策略を練る…。まさに“好敵手”という表現がぴったりな相良と森山がどんなやり取りを見せるのか、期待は高まるばかり。沢村、高嶋のほか、比嘉愛未、黒川智花、正名僕蔵、滝沢沙織、敦士、小野武彦、伊藤蘭、野際陽子らおなじみのメンバーが顔をそろえ、脚本も福田靖がパート1、パート2に続き担当する。
あらためて作品に懸ける意気込みを、沢村は「医療の世界では次から次に新しいことが起こっています。作品にもそういう部分は取り入れられていくと思いますが、無理に新しいことをしようとするのではなく、視聴者の皆さんが『DOCTORS』に期待していることは裏切らずに、'15年版のいろんな意味でパワーアップした『DOCTORS』をお届けできたらなと思っています。この作品は本当に福田さんの脚本が面白いですし、リアリティーを大切にしています。スペシャル(ドラマ)の台本を読んだときは心から『あぁ、帰ってきたなぁ…』と思いましたし、必ず皆さんのご期待に応えられるものになると確信しています! いい空気でお芝居をしながらいい作品を作り、皆さんに長い時間愛されるドラマを目指したいと思います」とアピールした。
また、テレビ朝日の三輪祐見子ゼネラルプロデューサーは「『DOCTORS』がスペシャル&連ドラで帰ってきます! 相良vs森山のバトルは、新年早々まずは場外乱闘に! タレントドクターとして、ステータスを上げようと躍起になっている森山の常識外れの行動と、それを逆手に取り『堂上総合病院』を一流の病院にすべく策略を練る相良。スペシャルでは、2人のバトルの舞台は大学病院へ。理想の医師と、人間味あふれる少し頼りない医師たちが繰り広げる、ユーモラスで感動的なドラマを今回もお約束します!」と、自信作の復活に太鼓判を押した。
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