1月クールのテレビ東京系では、金曜8時のドラマ「保育探偵25時~花咲慎一郎は眠れない!!」(毎週金曜夜7:58-8:54)を放送することが決定した。原作は柴田よしきの「花咲慎一郎」シリーズ(講談社)で、主演はぐっさんこと山口智充が務める。
同ドラマは、繁華街にある認可外の保育園「ニコニコ園」が舞台。山口演じる花咲慎一郎が園長を務める同園は、格安料金に加えて良心的な運営方針、そして温かい園長の人柄で評判は上々。しかしその裏で、保育園の経営は火の車だった。花咲は借金の穴埋めのために、私立探偵を兼業し、親と子を取り巻く問題の解決に奮闘する。
主演を務める山口智充は、「大切なメッセージが込められたドラマです。でも、真剣な部分もあれば、力を抜いて笑える部分もあります。エンターテインメントとして、子供からおじいちゃんおばあちゃんまで一緒になって楽しんでいただけるものになればいいなと思っています」と意気込みを。
また、演じる花咲慎一郎については、「変に気負ったりせずに役作りができています。もちろん、自分そのままということはありませんが、役に入りやすいのは確か。もしかしたら、主人公の花咲慎一郎という人物が僕とそう遠くないからなのかもしれませんね。僕も子供が好きですし、心の中の正義感はある方だと思います。正義感を行動に移せるかは別の話ですが(笑)。というわけで、今まで出演させていただいた作品の中でも、花咲慎一郎というキャラクターには愛着を感じています! あとはとにかく、現場での撮影を楽しんで、一日一日を充実させていきたいですね!」と作品への思いを明かした。
さらに、阿部真士プロデューサーは「生きづらい世の中だなと感じます。今後、ますます生きづらくなっていくんだろうなとも感じます。東京オリンピックは決まっても、どこか閉塞感が漂っているし、お父さんもお母さんも子供たちも、みんな疲れている感じがします。だけど、みんな頑張って、無理してギリギリのところで踏ん張っている。そんな親や子供たちにとって“応援歌”となるようなドラマを作りたい、それがこの企画の出発点です。『あなたには味方がいるんですよ』と、そっと手を差し伸べる、そっと寄り添う、時に叱咤激励する。つまり、大切に思う。それが伝われば、救われる親や子供はいます。助けを待っている誰かのため、主人公・花咲慎一郎の姿を通してエールを送りたいと思います。ところで、『保育探偵』って何? しかもタイトルには『25時』って入っているし…という疑問はもっともだと思います。その答えはと言いますと、ぐっさんこと山口智充さん演じる主人公の花咲慎一郎が『保育園の園長』と『私立探偵』の2つの顔を持ち、子供と保育園のために24時間、いや25時間でも眠らずに働くから『保育探偵25時』なのです。老若男女から愛されるぐっさんが歌って踊って、笑って泣いて、怒って喜び、走りまくる。ユーモラスで痛快、そしてハートフルなドラマをお届けします。3世代そろってご覧ください」と熱くアピールした。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)