声優・玄田哲章が裏話を告白「実写版トランスフォーマー」は試写会で初めて映像を見た!?

2014/11/19 13:11 配信

映画

「見せ場がたっぷりで全部が魅力」と語る玄田哲章

ザ・シネマでは年末年始特別編成として、ことし生誕30周年の「トランスフォーマー」シリーズ3作を一挙放送。12月は字幕版、1月は日本語吹き替え版と、日米それぞれの名声優の声でシリーズを楽しめる編成となっている。

今回アニメ版から実写版まで一貫して正義感の強い総司令官“オプティマスプライム”を演じ続けてきた声優の玄田哲章がこの30年を振り返り、「アニメから実写になったときは驚きました。あのトランスフォームを実写にしてしまう迫力は衝撃的でした」と感慨深く語った。実写版吹き替えの際には、一からオーディションを受けたという玄田。「日本側には決定権がなく、向こう(アメリカの映画会社)が決める。他の作品でも同じで、我々の役の在り方はどうしても受け身ですから。でも日本のファンの方たちが『玄田でないと見に行かない』と言ってくれたという話を聞いて、無性にこの役をとりたいという気持ちになりました」としみじみ打ち明けた。

吹き替えについては「アニメのときは映像があり、原音が入っていたのですが、実写版のときは映像が無いんです。大事な部分を隠してあって原音を頼りに吹き替えするしかない。試写会で初めて見て『こういうシーンだったのか』って驚くこともあります。だから毎回試写会が怖いです。慣れないですね」と、威厳たっぷりなオプティマスプライムの演技とは裏腹に弱気な一面を見せていた。

最後に玄田はオプティマスプライムという役について「ロボットだけど非常に感情豊かなものだから、ロボットを意識して喋ったことはないですね。それくらい生命力あふれる正義感の強いリーダー的存在です」と役への愛着たっぷりにアピール。

12月1日(月)夜8時30分からは「トランスフォーマー」の魅力を解き明かすオリジナル番組を玄田のナレーションで放送。さらに'15年1月4日(日)までの期間限定で「オプティマスプライムに電話して、クイズに答えよう」キャンペーンを実施。専用の電話番号にかけると、玄田による吹き替えのオプティマスプライムが電話に出て、クイズを出題。正解した方の中から抽選で豪華プレゼントが当たるので挑戦してみよう。