東京メトロポリタンテレビジョン株式会社(TOKYO MX)と日本BS放送株式会社(BS11)の両社が出資・製作する'15年全国ロードショーの映画「罪の余白」のヒロインが、吉本実憂に決定した。
同作は第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞した芦沢央の同名小説が原作。妻を亡くし男手ひとつで娘を育て上げた父親が、突然訪れた娘の死の謎を追ううちに、そこに隠された真実を知っていく人間ドラマだ。監督は大塚祐吉が務め、内野聖陽が主演を務める。
吉本が演じるヒロイン役の木場咲は芸能界入りを目前に控え、学校ではカリスマ的存在として君臨し、頭脳と邪悪な心が大人たちを翻弄するモンスター女子高生。役柄について吉本は「かなり理解に苦しむ役で、本当に難しい。彼女を演じることで何が私に残るかまだ分かりませんが、今は演じきることに集中してやっています」とコメント。共演した娘を亡くした父、安藤聡役の内野に関しては「テレビで見ていた大先輩の内野さんとの共演ということでとても緊張しますが、同じ作品に出る限り、生意気ですが新人でも遠慮しないでいこうと決めています。演じる役の関係性が微妙なので、現場でもその距離感を楽しむようにしています」と意気込みを語った。最後に「とにかくスタッフ、俳優みんなで作り上げる作品なので、私は少し背伸びをして自分にしかできないことをこの作品に残していきたいと思います。全力で頑張りたい」とアピールした。
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