「斎藤佑樹が凄くないわけない」で、斎藤の一年に密着

2014/11/21 17:28 配信

芸能一般

「斎藤佑樹が凄くないわけない」より、松本和将ディレクター(写真右)からインタビューを受ける斎藤佑樹選手(写真左)(c)NTV

11月22日(土)朝10:30より、日本テレビ「リアル×ワールド」にて、北海道日本ハムファイターズ・斎藤佑樹投手のドキュメンタリー『斎藤佑樹が凄くないわけない』が放送される。

'06年の夏の甲子園、決勝での引き分け再試合を経て早稲田実業を初の栄冠に導き、一躍脚光を浴びた“ハンカチ王子”こと斎藤選手。その後早稲田大学へ進学を果たし、1年時から六大学野球リーグ戦の開幕投手を務めるなど、エースとして活躍。4年秋のリーグ戦では、優勝決定戦となった慶応大学との「早慶戦」に勝利し、「いろんな人から斎藤は『何か持ってる』と言われ続けてきました。きょう何を持っているのか確信しました。それは、仲間です」と名言を残すなど、アマチュア球界で輝かしい実績を残した。

'10年のドラフト会議で4球団からの1位指名を受け、北海道日本ハムファイターズへ入団。誰もが斎藤選手のプロでの活躍を期待したものの、'14年シーズンまでの4シーズンで満足いく結果を残せていない。その期待値が高かった分、ネット上では斎藤選手の現状に対する辛辣な書き込みが半ば「定番ネタ」化しており、世間でも「そろそろ引き際なのでは?」と感じる人が多くなってきている。

そんな選手として正念場にあった今シーズンの斎藤選手に、一人のディレクターが密着取材を許された。彼の名は松本和将。斎藤選手とは同学年で、大学時代にはライバル校の打者として何度も対戦をしていた。旧知の仲である松本ディレクターだからこそ撮ることができた、斎藤選手の“優等生の殻”の内側にあった苦悩や葛藤、その一方で見せる素朴でやんちゃな素顔など、「誰も見たことのない斎藤佑樹像」が浮き彫りにされていく。

松本ディレクターは、「石川県の田舎で育った僕の目をくぎ付けにした男・斎藤佑樹。 絶対にあいつを倒したい!そう強く思い、高校を卒業してライバル校の門をたたきました。 4年後…空前絶後、超満員の神宮球場でそのチャンスが訪れます。必死にボールに食らいつき、なんとかバットに当たった打球は三遊間へ…。斎藤佑樹から奇跡的に打ったヒット、この一瞬が僕の人生の宝物です。輝きを放ち続け、ずっと憧れだった存在を打ったからこそ、僕の宝物。でも…プロ入りした斎藤は、彼が一番似合う、彼がいるべき輝きを放つ舞台から、遠いところにいました。 自らの体と向き合い、そして自らの心を信じ、再び大舞台で光を放つ姿を目に焼き付けたい。そして、ずっと抱いていたこの思いを自分の中で再認識したい。『斎藤佑樹が凄くないわけない』と、 胸を張ってそう言える日が来ると信じ、一年間カメラを回し続けました」と斉藤選手への思いを交えながらコメント。スポーツ好きだけでなく、かつての勇姿を記憶している人にも見てもらいたい一作だ。