渡部篤郎主演で'15年1月18日(日)より放送開始となるWOWOW連続ドラマW「翳りゆく夏」。門脇麦、板谷由夏、前田敦子、能世あんな、葵わかな、岩本多代、中田喜子、森口瑤子、鶴田真由と豪華女性キャストの出演が発表された。
本作は赤井三尋の江戸川乱歩賞受賞の同名小説をドラマ化。20年前の誘拐事件の犯人の娘が、大手新聞社に内定したことから始まるノンストップサスペンスだ。
映画「愛の渦」('14年)の体当たり演技で話題を呼んだ門脇は、20年前の事件の犯人の娘・朝倉比呂子として物語の重要な役割を担う。門脇は「比呂子という女子大学生が内定をもらうところから、この物語、そして封印された事件の真相が動き出す。うれしい気持ちと同時に、この役を演じさせていただくことの責任感を強く感じました」と心境を明かした。比呂子に対する印象について「幼い頃から、誘拐犯の娘という運命を背負って生きてきた女の子。しかし、素直で聡明で、たまに天然とも思える面白い発言もある。とても魅力的です。過去に生きる大人たちの中で、未来に向かって進んでいこうとする比呂子たち若者がこの物語の希望の存在となれるよう演じたい」と意気込みを語った。
また、WOWOWドラマ初出演の前田敦子は誘拐事件の唯一の目撃者であり、現在は風俗嬢という難しい役どころに挑戦。さらに、若手女優陣に加え、板谷由夏、鶴田真由など実力派女優がドラマを盛り上げる。
【ストーリー】ある大病院で新生児誘拐事件が発生した。犯人はどういうわけか両親ではなく、病院の院長に身代金を要求する。しかし、大金を手にした後、犯人は警察の追跡中に事故死。そして、新生児が見つかることはなかった。それから20年後、大手新聞社・東西新聞にこの誘拐事件の犯人の娘・朝倉比呂子(門脇)が内定し、週刊誌にスクープ記事を掲載されてしまう。そのことを受け、人事部長である武藤誠一(時任三郎)は、何としても比呂子を守り、入社させるために躍起になる。また、ある事件をきっかけに窓際社員となっていた元敏腕記者の梶秀和(渡部)は社長からこの新生児誘拐事件の再調査を言い渡される。そして、当時事件に関わった人々を訪ね取材を重ねていくと、思わぬ疑惑が浮かび上がり、封印されていた真実が掘り起こされていく。
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