ビジネス、スポーツなどの各業界において、その年に最も顕著な業績を残したチームを表彰する「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2014」の表彰式が11月20日に都内で行われ、最優秀賞に「妖怪ウォッチ」プロジェクトチームが選ばれた。
「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2014」は総合プロデューサーにおちまさと氏、実行委員長に齋藤孝氏を迎え、'08年から開催。過去には東京五輪招致委員会や小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトチームも受賞している。
最優秀賞に選ばれた「妖怪ウォッチ」は、ことし小学生を中心に流行し、発売された玩具の妖怪メダルが品薄になるほどの人気商品になるなど社会現象を起こした。授賞式には株式会社レベルファイブの日野晃博代表取締役社長/CEO、アニメのエンディング曲に使用された「ようかい体操第一」の作詞・振付を担当したラッキィ池田、原作キャラクターのケータくん、ジバニャンらが登壇。「妖怪ウォッチ」のファン代表としてプレゼンターを務めた加藤憲史郎と一緒に「ようかい体操第一」を披露した。日野社長は「『妖怪ウォッチ』は、普遍的なコンテンツをつくりたい、長く続いてみんなに愛されるものを今この時代から作りたいという思いから始まりました。クロスメディアで展開して、あらゆるものが成功できた非常に珍しい例です。相乗効果が生まれるように作戦を練って、会社を越えて一つの志のもとに集まった仲間たちがいたから成功できたと思います」と、成功の裏にチームの絆があったことを明かした。
ほか、優秀賞には、東日本大震災を機に立ち上がった被災地支援のボランティア組織「ふんばろう東日本支援プロジェクトチーム」、車いすユーザーもそうでない人も乗ってみたいと思える全く新しいパーソナルモビリティを開発した「WHILLプロジェクトチーム」の2チームが選ばれた。
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