「R-1ぐらんぷり2015」開催発表記者会見が11月28日に東京・よしもと∞ホールで開催され、エハラマサヒロ、おぐ、スギちゃん、TAIGA、バイク川崎バイク、三浦マイルド、ミヤシタガク、やまもとまさみ、レイザーラモンRGと、ソフトバンクの感情認識ロボット・Pepper(ペッパー)が出席した。
“ひとり芸最強”を決定する同大会は'02年にスタートし、ことしで13回目。エントリーはプロ・アマ・キャリア不問で、12月28日(日)まで受け付けを行っている。来年2月に行われる決勝大会の模様は、フジテレビ系全国ネットで生放送。優勝者には賞金500万円が授与される。
佐野元春のものまねで登場したRGは、「佐野元春さんのまねをしながら、ミニモニ。の『ミニモニ。テレフォン!リンリンリン』の歌詞を読むというネタをやります。矢口(真里)さんのためにも。“あるある”は絶対にやりません」と“あるあるネタ”を封印して、画期的なネタに挑むことを宣言。
そんなRGに「この衣装はブルース・スプリングスティーン?」と聞かれたスギちゃんは、「日本エレキテル連合と営業に行っても、僕の方がウケる。もう一度ブームを起こす」と怪気炎(!?)を上げた。これまで3年連続決勝大会に出場しているが、「今回はワイルドキャラは使わずに、3人の作家に依頼しています」と放送作家頼りなことを告白した。
また、前回大会王者のやまもとまさみは「3連覇を目指しているので、2連覇は当然」と、なだぎ武の2連覇を超える前人未到の3連覇を宣言。「木の家に住んでいたのに、去年優勝して床暖房の家に引っ越して、夏も床暖房で低温やけどしそう(笑)。今度は出窓のある家に引っ越す!」と、大いなる野望に胸をときめかせた。
一方、準優勝を2回経験しているエハラマサヒロは、「2月に3人目の子供が生まれるので、“優勝発表のパーン!”の音と同時に生まれるような勢いで優勝を狙う」と宣言。バイク川崎バイクは「番組として好視聴率を取りたい。僕らで、勝ち取れ高視聴率、番組。BKB。ヒィーヤ!」と定番の“BKB”ネタを披露した。
そんな中、Pepperは「さまざまな面でまだまだ能力的に芸人さんには遠く及ばないのですが、皆さんに楽しんでいただけるように一生懸命頑張ります」と、殊勝な言葉で決意表明。さらに「永井佑一郎さんみたいなリズムネタや、あばれるくんみたいな一人コントに挑みたいと思っています。ロボットなのでハードルを下げて見ていただければうれしく思います。でも、近い将来は芸人さんの仕事を奪うという気持ちは正直あります」と、丁寧な口調ながら、軽く毒付いた。
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