NHKが主催する公開イベントの「NHK@秋葉原2014」が東京・ベルサール秋葉原で行われ、「山賊の娘ローニャ」スペシャルステージで主人公ローニャ役の白石晴香、ビルク役の宇山玲加、プロデューサーの川上量生氏が登場した。
NHK BSプレミアムで放送中の同番組は「長くつ下のピッピ」などで知られるスウェーデンの児童文学作家アストリッド・リンドグレーンの小説を宮崎吾朗監督がアニメ化。中世ヨーロッパ風の雄大な森を舞台に、少女の成長や親子の絆を描くファンタジーだ。
トークコーナーでは白石が、アフレコ時に宮崎監督から「新橋のおっさんをイメージしてやって」と言われたというエピソードを披露。川上氏は、司会の鷲崎健からローニャが生まれ、娘会いたさに仕事をさぼってしまう山賊の父・マッティスについて感想を求められると、「それでいいんです!僕も家でメールとかを返さないといけないけれど、娘をあやしていると仕事よりももっと大事なことをやっているような気になる」と全肯定。鷲崎から「いいお父さんだ!でも(川上氏が代表取締役会長を務める)ドワンゴの社員としてはたまったものじゃないかも(笑)」とツッコミを入れられた。会場ではマッティス山賊の長老のペール爺さんの人形が登場し、川上の口から「(宮崎)吾朗さん人形も作ろうと考えている」との発言も。また、宮崎監督がVTRでサプライズ出演し、観客を沸かせた。
イベントの最後には観客にアンケートが取られ、「地上波で連続放送して欲しいですか?」との質問には観客から多く「YES」の札が。また「川上氏の娘の話が聞きたいですか?」の質問には会場の観客の意見が「YES」「NO」真っ二つになる一幕も。「これからも『山賊の娘ローニャ』を見てくれますか?」という質問には全員が「YES」の札を上げ、会場は歓声に包まれた。
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