「ダメよ~ダメダメ」は、オヤジがおねえちゃんを口説く姿から生まれた!? 日本エレキテル連合が誕生秘話を告白

2014/12/02 00:01 配信

芸能一般

「ダメよ~ダメダメ」の誕生秘話を明かした日本エレキテル連合

「現代用語の基礎知識」選 2014ユーキャン新語・流行語大賞が、12月1日に発表され、年間大賞に「ダメよ~ダメダメ」と「集団的自衛権」が選ばれた。

同賞は、'13年12月1日から'14年11月30日までに発生したさまざまな新語・流行語の中から、より軽妙に世相をついたもの、また強烈なインパクトで世上に喧伝されたものに対して、その新語・流行語の発生源周辺の人物・団体を顕彰するというもの。「現代用語の基礎知識」編集部の調査で候補語をピックアップし、選考委員会で50語を選出。その中からトップテンと年間大賞を選定する。

31回目となる今回は、「STAP細胞はあります」や「タモロス」、「こじらせ女子」など有力候補が並ぶ中、「ありのままで」、「カープ女子」、「壁ドン」、「危険ドラッグ」、「ごきげんよう」、「集団的自衛権」、「ダメよ~ダメダメ」、「マタハラ」、「妖怪ウォッチ」、「レジェンド」の10語がトップテンに選ばれた。

「ありのままで」の受賞者、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン ゼネラル・マネージャーの塚越隆行氏は「ことし一年話題にしていただいて、このようなすばらしい物をいただいて非常に感謝しております。これからも話題にしていただけるような作品を手掛けていきたいと思います」と告白。

また、「壁ドン」の受賞者、映画「L・DK」の山崎賢人は「撮影をしている頃は、ここまで『壁ドン』が流行るとは思っていませんでした」と戸惑いながらも、「原作者の渡辺あゆ先生と映画のスタッフ、キャストの皆さんと喜びを分かち合いたいと思います!」と語った。

そんな中、「ダメよ~ダメダメ」の受賞者として登場した日本エレキテル連合は「事務所の先輩の爆笑問題の太田(光)くんが、この賞を欲しくて欲しくて仕方がないの。で、(新しい言葉を)毎年作るんだけど、それを(私たち)後輩があっさりと…。こんなことになってどう思ってるのか聞きたいなぁ」と意気揚々。さらに、年間大賞に選ばれると「ちっちゃなお子様からお年寄りまで、幅広い方々に便利な言葉として使っていただきまして大変うれしく思っております。ファミリーレストランで、オヤジが(夜の)お店のおねえちゃんを口説く姿があまりにもおぞましかったので、『これはネタにしよう!』と思って、こうなりました」とワードが生まれた瞬間を明かした。

表彰式後に行われた囲み取材に登場した日本エレキテル連合は、報道陣から「これからはますます忙しくなるか、一気に暇になるか、どっちでしょうか?」と聞かれ、「暇になるでしょうね…」(細貝さん役の中野聡子)、「ダメよ~ダメダメ」(朱美ちゃん役の橋本雪子)と、自虐的な掛け合いで爆笑をさらうも、中野が「さすがに隣で聞いていてもうんざりしますから」とぽろり。しかし、「他にもあるから! 次に流行らすやつもちゃんと用意してますよ」と話し、一発屋では終わらないという意気込みをあらわにした。