ベスト盤リリースのPASSPO☆を直撃!【後編】 「MVで“素”になってます(笑)」(奥仲麻琴)

2014/12/11 17:27 配信

芸能一般

インタビューでは、ベスト盤リリースのPASSPO☆メンバーがそれぞれ思入れのある一曲をセレクト!写真前列左から増井みお、根岸愛、奥仲麻琴。写真後列右より槙田紗子、玉井杏奈

(【前編】から続く)

――MVは奥仲さん主役となっていますが、印象に残っている撮影エピソードを教えてください。

増井「MVでケーキが出て来るシーンがあるんですけど、まこっちゃんに何も言わずにサプライズでケーキを出して『おめでと~』って、演出したんです。そしたら本当にびっくりしていて(笑)」

奥仲「素の顔が出ちゃっています(笑)。でもMVの最初で『行ってきます』っていう“私の決意”の表情もあるので、見て欲しいです!」

増井「あとMVには、まこっちゃんが着ていた歴代の衣裳が登場します。『Pretty Lie』(インディーズ曲)のころの衣裳もあって、いろいろ思い出しちゃいました(笑)。最初の衣裳とかもうペラペラだったから、私たち『頑張ったな~』って思わず浸っちゃいましたね(笑)」

玉井「そう、次第に衣裳の質も良くなっていったよね(笑)」

――メジャーデビュー曲の「少女飛行」も結成5周年記念バージョンとして再録されていますね!

槙田「音源として世の中に出ているものだと、もりし(=森詩織)と元クルーのむっしゅ(=佐久間夏帆)のソロパートしか無いんです。むっしゅが3年前に卒業して、そこのパートをあいぽん(=根岸)が歌っているんですけど、今回は9人全員のソロパートがあって、歌割りも細かくなっています。3年以上前に録音した曲をもう一回撮り直すと、みんな声とかも全然違うんですよ。ひと味違った感じの曲に仕上がっています!」

――最後にベスト盤に収録されている曲の中で思い入れがある曲を教えてください!

根岸「『くちゃLOVE』ですね。機長と共作で、私が詞を初めて書かせていただいた曲なんです。機長って毎回イイ歌詞を書くなって思って、すごく共感していたんですけど、自分がいざ歌詞を書くとなると、不安になりましたね。そして、それを披露したりするのも、何て冒険なんだろうかって感じたりもしました…。今では当たり前のようにライブで歌えていますけどね(笑)。自分の子供のようにすごく愛着のある曲なので、ベスト盤に収録してもらえて本当にうれしいです!」

奥仲「私は『Growing Up』への思い入れが強いですね。MVで『自分の自信が付いたときに卒業しよう』と初めて言ったりしたので。本当は『Pretty Lie』と一緒に出す曲だったんですが、デビュー間もないころの私たちではまだ歌えない曲で、3年越しに歌うことができたんです。自分たちの成長を感じられた曲になりました!」

玉井「私は『Perfect Sky』。初めてPASSPO☆がバンド編成になった曲で、演奏が難しくて苦戦しましたね。毎日、ドラムを練習してないともう不安で仕方がなかったです。でも毎回、演奏していても踊っていても『いい曲だな!』って思えて、背中を押されています!」

槙田「PASSPO☆のことを歌った『I』は外せないです! 歌詞の『2009年からのあっという間のEvery day』の部分みたいに、メンバーの気持ちが描かれていたりしますし、まこっちゃんが卒業して私たちがどんな形になったとしても、歌い続けたい曲です!」

増井「『無題』が好きです!この曲は、HAWAIIAN6の安野(勇太)さんが作ってくれた曲で、初めて聞いたときにやっぱり、長年ロックと向き合ってきた人が作る曲には重みがあるなって、すごく感じたんです。その曲を自分たちが歌うことによって、その人の人生をいただくワケじゃないですけど、私たちが経験していないことも教えてもらえる感じがしたんです。歌詞の『私たちの人生に名前なんてない…歌ってるこの曲に題名はいらいない♪』っていう部分がすっごく好きで!」

玉井「(増井を見てしみじみと)みおは本当に好きなんだね~(笑)」

増井「ライブでやる度に本当に泣きそうになっちゃって。この曲があるから、私たちは歌い続けられるんだなって痛感しています。この曲をいただけて本当に良かったなって思うし、これからもたくさん歌っていきたいなって思います!あ、でも私この曲はあんまり歌ってないんですけどね(笑)」

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