「サマーウォーズ」の細田守監督の最新作「バケモノの子」が来夏公開決定!

2014/12/11 17:40 配信

アニメ

細田守監督の最新作「バケモノの子」が'15年7月11日(土)に公開決定

アニメ映画「時をかける少女」('06年)、「サマーウォーズ」('09年)、「おおかみこどもの雨と雪」('12年)の細田守監督が手掛ける最新作「バケモノの子」が、'15年7月11日(土)に全国公開されることが発表された。

「バケモノの子」に登場するのは、人間の世界とは別に存在する、バケモノの世界。人間界“渋谷”とバケモノ界“渋天街(じゅうてんがい)”が物語の舞台となっており、交わるはずのない2つの世界に生きる、ひとりぼっちの少年とひとりぼっちのバケモノの姿が描かれる。ある日、少年はバケモノの世界に迷い込み、剣の達人であるバケモノ・熊徹の弟子となり、九太という名前を与えられる。一人の不幸な少年が、強いが身勝手なバケモノと出会ったことから、やがて想像を超えた冒険が繰り広げられるという物語だ。

発表会見に登壇した細田監督は、今作について「親と離れ離れになった少年が、バケモノの剣士と出会って修行する“修行モノ”であり、修行を通して成長する“成長物語”」と解説。また、アクションシーンが多く描かれることにも触れ、「一言で言うと…一言で言えていないけど“修行・成長・アクション映画”です(笑)」と語った。

さらに、「前々作の『サマーウォーズ』では“親戚”、前作の『おおかみこどもの雨と雪』では“母と子”をテーマにしていましたが、今作は“父と子”になるのかな…分野的に(笑)」とコメント。成長物語を一つのテーマにしていることについては「今の世の中で、子供がどうやって成長していくのかをよく考えます。自分も前作では女性を主人公にしたけど、こういった成長物語は、王道のようでいて今はなかなかなくて新鮮だと思う」と、自身にとっても新たな挑戦となることを明かした。