「第26回フジテレビヤングシナリオ大賞『隣のレジの梅木さん』」が12月21日(日)深夜にフジ系にて放送が決定。さらに、アジアン・馬場園梓が主演を務めることが明らかになった。共演は有村架純、神野三鈴、また特別出演に安達祐実ら実力派キャストがそろった。
今作は、「最高の離婚」('13年ほか、フジ系)などの脚本を手がけた坂元裕二ら数々の有名脚本家を輩出してきた「フジテレビヤングシナリオ大賞」で、第26回大賞作品を受賞した倉光泰子さんの「隣のレジの梅木さん」を映像化したもの。「自分のラーメンを作りたい」という情熱をもって昼はスーパー、夜はラーメン店・永楽で働く主人公・梅木響子(馬場園)が、ぽっちゃりした体型を同僚からからかわれ、恋人(山中崇)の家族からはイジメに遭いながらも、妊娠をきっかけに新たな一歩を踏み出すまでを描くというヒューマンドラマとなっている。
響子を演じる馬場園は、「オファーが来た時は『え、マジですか? マジで!? マジですか?』って5、6分聞いてました(笑)。響子は私自身とリンクするところが多いんです。卑屈な部分もあるんですけど、思ったことは全部口に出したり、平気で舌打ちしたりとか…。“人にどう思われてもいい”みたいなところが好きです」と語り、「私の演技が下手でも、周りの素晴らしい方々のおかげで、うまく見せてもらっているという感じです。緊張もするけど、知らないことだらけでワクワクの方が多かったです」と、初めてのドラマ出演を楽しんだことを明かした。
そんなドラマのみどころの一つとして、豪華な共演者が挙げられる。響子の同僚で、人には言えない悩みを抱えた美人女子大生・沢村美香を演じるのは有村架純。響子と美香を温かく見守りつつも、自身も家庭に悩みを抱えて生きるパートの先輩・黒崎清子を神野三鈴が演じる。さらに特別出演として、清子の夫の不倫相手を安達祐実が演じるのも注目だ。
有村は、「馬場園さんは、すごく優しくすてきな方。お互い関西人なので、話す時は関西弁で“どんな食べ物が好き?”とか、たわいもないお話をしてます」と撮影合間のエピソードを語った。
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