HIKAKINに続け!Sh0hの“音”が炸裂した「JBC2014」

2014/12/16 14:20 配信

芸能一般

1対1で勝負を行う出場者たち。出場者のひとりであるSh0h(写真右)は冷静に自身のビートの世界を表現した

東京・渋谷にあるライブハウス渋谷 O-EASTでヒューマンビートボックスの日本大会「JAPAN BEATBOX CHAMPIONSHIP 2014」が開催された。優勝者には世界大会への出場権が与えられる本大会。今夏には予選大会が東京と大阪で実施され、厳しい戦いを勝ち抜いた16人が決勝トーナメントに進出。チケットが“SOLD OUT”となった大会でその実力を競い合った。

人間の口だけでDJプレーをこなすヒューマンビートボックスは、口や鼻からの発声によってレコードのスクラッチ音やベース音、リズムマシンのミキシングによる音色の加工や変化などを再現し、ブレークビーツを作り上げるテクニックのこと。出場者の1人、風太は速いビートを特徴とした、細部まで作り込まれた音楽の世界を表現し、またEttomanはスクラッチ音をくちびるから発声するという史上初と言われる技術で会場中を沸かせた。

また、TATSUAKIとSh0hの1戦は一歩も譲らぬ展開で会場中が大興奮。「試合ごとに計算をせず、全力を出し切った」と語ったTATSUAKIは観客をも巻き込むパフォーマンスと体の芯に響く重低音ビートを披露。一方、クラシックやジャズに触れる機会が多く、ビートボックスをアートとして考えるSh0hは冷静な姿勢で試合に挑戦し、作り込まれたビートで観客を魅了した。

そのほかにも今大会では'09年の世界大会覇者のZeDeやKRNFXらスペシャルゲストが登場。世界トップクラスで活躍する彼らの妙技が次々と繰り出され、ジャンルの枠を超えたコラボレーションで大会に華を添えた。

CS放送のテレ朝チャンネル2 ニュース・情報・スポーツの「SOLD OUT!」ではことしで5年目を迎える同大会を12月19日(金)に放送。全国の予選を勝ち上がってきた精鋭がトーナメント方式で激突した白熱の大会の中から上位8人による準々決勝から決勝までの模様をスペシャルゲストによるパフォーマンスやチームコンテストも織り交ぜながら放送する。“ヒューマンビートボックス”に懸ける熱いビートボクサーたちの姿は見逃せない。