竹内結子主演のスペシャルドラマ「上流階級~富久丸百貨店外商部~」('15年1月16日金曜夜9:00よりフジテレビ系)に、桂文枝が襲名後初となる12年半ぶりのドラマ出演を果たす。文枝のドラマ出演は、69歳の誕生日である'12年7月16日に“桂文枝”を襲名して以降、初めて。竹内とはドラマ初共演となる。
物語の舞台は神戸の老舗一流百貨店。ノルマ月1500万円を達成するため、一癖も二癖もある日本屈指のお金持ちを相手に、竹内演じるバイトからのたたき上げアラフォー外商部員・鮫島静緒が奮闘する姿を描く。原作は高殿円によるお仕事小説「上流階級 富久丸百貨店外商部」(光文社刊)。
文枝が演じる紅蔵栄一は、元トップバイヤーの常務取締役本部販売促進部長で、主人公・静緒を“ある理由”で外商部へ異動させた役員。ノルマを達成できなさそうな静緒の話題が営業会議で出ると、「もう少し様子を見ようか」と、一見寛容な態度も見せるも、「ノルマを達成できなかったら対処する」と、厳しい一面ものぞかせている。果たして紅蔵は静緒の敵か味方か、気になる役どころだ。
文枝は「久しぶりのドラマ出演で一番びっくりしたのは昔とは随分異なる撮影の仕方でした。戸惑いながらも楽しくできましたのは、何と言っても大好きな俳優の竹中直人さんと一緒だったからです。楽屋でも本番でも私がリラックスできるように気を遣っていただきました。今回の役は、百貨店の常務の役でしたが、私は学生時代の4年間、百貨店で中元・歳暮のバイトをしていたので、なんとなく雰囲気をつかむことができました。また主人公の静緒に“育てたい”という思いが湧いたのは、私の本名が“静也”で似ていたこともありました(笑)。久しぶりのドラマ出演は本当に難しかったけれど、楽しかったです。皆様、ぜひとも富久丸百貨店へいらっしゃーい!」とおなじみのフレーズを交えながらアピールした。
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