BS放送局の12ch TwellVでは'15年1月10日(土)から、落語家・桂雀々の東京初のレギュラーバラエティー「桂雀々の大判小判がじゃくじゃく~BS12 お宝噺~」をリニューアルスタートさせる。12月17日には東京・台場の東京カルチャーカルチャーで初回収録が行われた。
'13年の春からスタートした同番組は、'11年に芸歴35周年を迎えた雀々による街歩きロケバラエティー。日本を元気にする“お宝噺”を持っている一般人の元を雀々が訪れるほか、下町や大阪の魅力を再発掘してきた。
1月10日(土)からは、観客を前にしたトークショー形式に内容を一新。多彩なゲストを、雀々の定席である「すずめ座」に見立てたスタジオに招き、トークを展開しつつパフォーマンスを披露してもらう。もちろん雀々の落語も聞けるという盛りだくさんの内容になっている。
記念すべき初回1月期のゲストは、スターダスト☆レビューの根本要。雀々とは30数年来の友人という根本。雀々との感動的な出会いや曲作りの秘話、自身の恋愛観も告白する。また、あまり歌が得意ではない雀々が根本の指導でハモりを練習し、スタジオが爆笑と拍手に包まれる一幕も。根本自身は、CMソングにもなった名曲「木蘭の涙」を歌い上げる。
一方、雀々は落語「動物園」でご機嫌をうかがう。トラになってしまった男を演じる雀々の圧巻の演技に「すずめ座」の客席もおおいに沸く。
リニューアル版の初回収録を終えた雀々は「僕自身ライブが本職なので、お客さんのリアクションを交えて番組を進めるのは向いている。セットの中に高座を作って寄席形式にしたのも良かった」と手応え十分の様子。
記者から「笑点」(日本テレビ系)を意識しているか問われると、「あちらは40年以上続いているんですよね。もちろんそれくらいの気持ちは十分持っていますよ」と闘志を燃やす。さらに「いろんな客層の方に落語を聞いてもらいたい。最近寄席の番組が少ない中、ライブは熱い!もうそろそろ、世の中の流れとしても、もっと寄席の番組がでてきてもいいのでは」と落語の魅力を広めたいと意欲を見せた。
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