EXILE・小林直己、杉良太郎との共演にHIROも「ヤバイ」!(後編)

2014/12/31 00:00 配信

芸能一般

dビデオオリジナルドラマ「医師 問題無ノ介」で時代劇初出演を果たしたEXILE・小林直己

テレビやパソコン、スマートフォンでも楽しめる国内最大級の定額制動画配信サービス"dビデオ"は、杉良太郎が14年ぶりの主演を務め、EXILEや三代目 J Soul Brothersのリーダーとして活躍する小林直己がドラマ初出演となる"痛快!時代劇エンターテイメント"dビデオオリジナルドラマ「医師 問題無ノ介」を12月20日(土)より配信。同作は、病気だけでなく町人のさまざまなトラブルも解決する人情深くて腕自慢の町医者・問題無ノ介(杉)が、恋人のおまる(松本若菜)と共に藩のお家騒動解決に奔走する物語。無ノ介の敵役として闇の刺客・闇埜一刀斎を演じた小林がドラマ初出演を果たした今だからこそ語る大きな"野望"を明かした。

――実際にアドリブなどはありましたか?

せりふでは無かったと思います。撮影自体、ものすごく速かったんですよ!『パンパンパン!はい今のOK。次に行こう!』みたいに。杉さんには、もうカメラアングルから照明、手や動きまで全部見えているので、そういうのを意識してパパパと進めるんです。モニターを見なくても今のは大丈夫、今のは駄目、というのが分かっているんです。逆にこだわるところはしっかりこだわっていて、このアングルを増やそうとか、ここからこう撮ろうとか。

――直己さんは身長が高いので、日本家屋の中での立ち回りは難しかったのでは?

いやーなかなか、面食らう部分がありましたね。杉さんも大きいので、そういった意味ではどっちかっていうとがむしゃらにやっていた感じですかね。やっていく上で、なるほど、こう見えているんだとか。こう動くとこうなっているんだとかが分かるようになっていきました。稽古場はオープンな場所だったんですが、現場では夢中になり過ぎて気づいたら柱やふすまがあったりとか、足元も畳で、実は足袋を履くと滑るというような経験したことがない部分に対して、今までの自分の経験をフル活動してやるしかないんだという感じはありましたね。

――実際に演じられた一刀斎は病的な感じで、直己さんのイメージと真逆でしたが?

杉さんから頂いた言葉で『かつらであれど自分の頭、自分の髪の毛』。現場では杉さんから直接メイクを手で直していただいたりもしました。その人がどういう人生を送ってきて、どういう立場でどんな風に見えているのか、自分で責任を持ってやらないといけないからと言われました。最後は自分でしかそれを守れないと。それですごく目が覚めたというか。最初は、髪の毛ももうちょっときちっとしていたんですが、杉さんが「金がなくて食えないから、金が欲しくて動いているんだろう。こんなきれいなわけないだろう」と乱れた髪にしたんです。

――ここを見て欲しいという注目ポイントは?

自分もそうだったんですが、時代劇というだけで少し敷居が高いというか、言葉も見た目もとっつきにくい。でも逆に“痛快時代劇エンターテインメント”って言っている通り、本当に親しみやすくてある意味ラフって言い切ってしまっていいと思うので、エンターテインメントとして楽しんで見てください。その中に、EXILE、三代目J Soul Brothersの直己が出てきて面白く感じていただけたら。それと、「今のせりふ共感できるな」というのがこの作品には入っていると思います。いろいろとポイントはありますが、僕が着物を着てロン毛というのも楽しいと思っていただけたらうれしいです!! 

――ドラマの最後の終わり方が含みを持たせる感じがしましたが?

続編やスピンオフがあったら面白いですよね。ドラマを見られた方は、dビデオさんのホームページにアクセスしていただいて『続編希望』と言っていただければ(笑)。それとSNSをふんだんに使っていただいて、タグ付けしていただければと思います(笑)。

――最後に今後の野望を教えてください!

こうやって時代劇に参加させていただいて、日本人として大事にすべき素晴らしい精神や自分の意見を大切にするとか、誰かを守るかというメッセージを込める大切さを撮影現場で改めて感じました。それは、EXILEの活動ともリンクする部分があって、今、日本を元気にすることをテーマに活動をさせていただいているんですけど、グループを大切にしながらも、逆にグループを盛り上げていける存在として、目指すは世界中で一人の表現者として誰かに何かを届けていけるような存在になっていきたいです!

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