ジャングルポケット直撃インタビュー!【前編】 「新DVDではTVで見せてないネタも!」(斉藤慎二)

2014/12/22 13:29 配信

バラエティー

’14年開催の全国ツアーを収録したDVD「ジャングルポケット パドック」が発売中のジャングルポケットに直撃!(写真左からおたけ、太田博久、斉藤慎二)

'14年、全国7都市8カ所でツアーを巡り、大盛況を収めた人気トリオ・ジャングルポケット。さらに“'14年上半期タレント番組出演本数ランキング”では、斉藤慎二が10位にランクインし、武山浩三が“おたけ”と改名するなど、コンビだけでなくソロの活動でも話題を振りまいた。現在、全国ツアー「パドックVol.2」の追加公演の模様をDVD化した「ジャングルポケット パドック」が発売中。そんなジャングルポケットに直撃し、DVDの見どころを聞くとともに、'14年を総括してもらった!

――現在、ツアーDVD「ジャングルポケット パドック」が発売中ですね。漫才をはじめ、コントなど全部で9本収録されていますが、その中でもオススメを教えていただけますか?

斉藤慎二:今回のDVDは、お客さんからアンケートを取ったり、あとは自分たちの好きなものを選んだ内容になっています。僕は中でも、コント『取り調べ』をオススメします。容疑者の取り調べという、コントではオーソドックスなシチュエーションですが、ミュージカル形式を取り入れてましてね!やはり“ミュージカル”は僕の特技ですからね~♪自分の特技を存分に生かしたコントですので、一番のオススメ!最近は、テレビ番組であんまりネタ見せができないので、ジャングルポケットの新しい一面をDVDで見て欲しいです!

太田博久:マグロの解体ショーをネタにした『マグロの解体ショー』かな。全部のツアーでやったんですけど、小道具のマグロをボロボロになるくらい使ったんですよ。それで、最後の公演前に小道具さんがピカピカにマグロを仕上げてくれて、何かうれしくなっちゃたんです。コントというよりもマグロに愛着が湧いちゃったので、マグロも見てください(笑)。

おたけ:僕はコント『本当の幸せ』。斉藤が嵐の6人目のメンバーとしてスカウトされるという内容のコントなんですが、僕のせりふが実は2言くらいしかないんです!そして、本当はなくてもいいせりふなので、たまに忘れちゃうっていう(笑)。コント中、ビクビクしてました!

太田:確かにあのコントだと、せりふ要らねーもんな(笑)。

斉藤:『本当の幸せ』は、僕が考えたコントで、まあ、おたけには公演の中でも少しは休んでもらおうと思って。おたけは本当にすぐ疲れちゃうんで(笑)。他のネタにも集中してもらいたかったので、休ませながらにしたんです。

――『本当の幸せ』は“斉藤さんが嵐の6人目にスカウトされる”という、スゴイ内容のコントですよね(笑)。

斉藤:勘違いというか、ライブや営業とかでも「僕、マツジュン(松本潤)に似ているんです」って言うと、大ブーイングが来るんですけど、それを逆手に取って作ったんです(笑)。自分が本当にマツジュンだと思って、それを真剣にネタにしてみたら、どういう反応が来るかなって思ってやったら、それを言った瞬間に“笑い”の反応が来たんです!でも、やっぱりバカにされているんだなって思いましたけどね。

太田:おかしいですよね!斉藤さんが言ったら笑いが起きるのは失礼ですよ。似ているのにね~(笑)。

おたけ:つまり似てないってことでしょ!

斉藤:人によって全然違う言われ方をするんですよ。田舎に帰ったら木村拓哉さんだったり、つるの剛士さん。マツジュンはよく言われます(笑)。ただ、それに対して腹立ってる人や、殴りたいって思う人もいるでしょうけどね(笑)。

――ジャングルポケットらしく“歌ネタ”のコントもありますね!

斉藤:歌ネタはネタ見せで入れ込むようにはしていますし、今回収録されている『説得』は、僕が歌うとどんどん音が外れていくっていう単純な内容なんですけどね。

太田:斉藤さんの特技からできたんです。斉藤さんがいつも楽屋で歌ってまして、音が外れたら面白いねって、よく言ってたんですよ。そこから始まった単純でシンプルなネタなんですけど、コレ賞レースでもいけるんじゃないかって思って、コントっぽくせりふを付けたんです。本来は、斉藤さんの声が出なくなるくらいまで、外れ続けるっていうのが良かったんですけどね(笑)。

斉藤:でも公演中、よくノドが飛んじゃってたことがありましたよ!

太田:そうだね。DVDに収録されているのはそうじゃないけど、他の公演だとギリギリばっかだったよね。毎回、このコントで斉藤さんの声が出るかどうか、裏返り方もチェックしながらの闘いでした!

(【後編】に続く)