現在、全国ツアー「パドックVol.2」の追加公演の模様をDVD化した「ジャングルポケット パドック」が発売中。そんなジャングルポケットに直撃し、DVDの見どころを聞くとともに、'14年を総括してもらったインタビュー後編。
――他にもツアーではハプニングがあったりしたのですか？
太田博久：斉藤(慎二)が東京の単独公演にギリギリ間に合ったというのはありました。毎週土曜日は、斉藤さんはテレビ東京の競馬番組のMCをやってるんですけど、マネジャーが勘違いで東京競馬場での開催だと思っていたんです。でも実は、東京じゃなくて新潟開催だったんですよ！ネタ合わせも全くできないんですが、とにかくネタ合わせよりも、斉藤さんが間に合うかどうかが気になっちゃって！マネジャーから『いま斉藤さんが新幹線に乗りました！』『乗り換え成功しました！』とか、随時報告が入って。ギリギリ間に合って、斉藤も完璧にこなしてくれたんですけど、一番時間があったはずのおたけが、本番しどろもどろでした(笑)。
おたけ：すいません！グダグダでした。
斉藤：やっぱりしっかり準備してやる方がいいです。ああいう形でやるのは、いかがなものかと思いますよ(笑)。
――ちなみにDVDの特典映像はおたけさんのドッキリですけど、コチラの見どころは？
太田：ラスト10分だけ見てくれと言いたいです！最初の30分くらい見てるとダルいんですけど、最初の10分で止めずに、ラスト10分まで我慢して見てほしい！本当に！ラスト10分だけ、おたけの面白さが本当に出てますから(笑)。家で普通に見ていて笑っちゃいましたから。「バカだな～コイツ！何言ってんだろう？」って思いましたもん。
おたけ：ナレーションの方もいてくれたのがありがたい話です！
太田：結婚式で、友人が作ったような余興VTRよりもクオリティーが低いんですけど、プロの人が編集するとやっぱ立派なVTRになるんですよ(笑)。とにかくおたけのラスト10分を見逃さずに！
――'14年もあと残りわずかですが、振り返ってみてどんな1年でしたか？
斉藤：ことしはいろんな番組に出させてもらって、ありがたい年だったなと思いますね。ただまあ、来年も現状維持で(笑)。ドラマ出演を果たしましたけど、ストーカー役でしか出なかったいうのが、意外にいろんな番組でネタとして使えるんです！だからドラマ出演はもういいかな!?他の役をもらっちゃうと、話す持ちネタがなくなってしまうので(笑)。
太田：俳優として演じる喜びよりも、芸人として一個のネタにすがる喜びの方がいいもんね。
斉藤：意外に自分って“芸人”だったんだなって思いました。
太田：僕は、斉藤が一人で番組出てたりしたから、プライベートが充実してましたけど(笑)。でも、斉藤が出ている限り、僕らに打席が回ってくるチャンスも増えて来るので、もっとテレビに出て、ジャングルポケットの知名度を上げたいです！あとは冠番組を持ちたいですね。スポンサーさんが優しくて、『お金あげるから好きに番組作れよ！』って言ってくれるディレクターさんがどこかにいないかな～。僕がMCで回していくトークバラエティー「太田御殿」をやりたいです！
おたけ：改名して新しい自分になりましたけど、ちょっとまだあんまり認知されてないので、その改名の野望も失敗かな!?もっと反応あるかなって思ってたんですけどね～。まあ、ことしは世に“おたけ”という根を植え付けたので、来年はどうにか花咲かせたいです！「おたけ、おたけ、おたけ」ってみんなから言われたいんですよ！
太田：でも、ある先輩が「おたけ仕上がってきてるな」って言ってきてくれたんです。だから、'15年はおたけがブレークするかなって思います。その先輩が言うことは間違いないので！
――ちなみにその先輩芸人さんは？
太田：トレンディエンジェルの(須藤)敬志さん。
おたけ：それ要らねーよ！要らない！要らない！
太田：メディアに対してすごく影響力のある人だから。「お笑いナタリー」とかで(笑)。
斉藤＆おたけ：影響力ないから!!
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