TOKYO MXほかにて毎週水曜日に放送中の「マルガリン銀行」は、演出家・マッコイ斉藤氏が総監督を、大久保佳代子がゼネラルマネージャーを務めるプロジェクト“借金返済ユニット”ザ・マーガリンズの活動に密着したバラエティー番組。
ザ・マーガリンズは“借金は夢で返せ！”をスローガンに、訳あって多額の借金を背負っている9人の女性により結成されたアイドルユニットで、番組ではオーディションから彼女たちの活動に密着。アイドル活動が未経験のメンバーがほどんどながらも、9人が番組が用意した試練や地道なレッスン、イベントを重ねる姿を追っている。
そして今月17日には、ファーストシングル「グッバイ借金天国」を発売。さらに23日(火)には約500人を収容する東京・ヤクルトホールでの単独公演を予定しており、グループとして大きな転機が訪れている。
そこで今回は、定例イベント終了後のメンバーに直撃。ザ・マーガリンズ以外でも芸能活動を行うメンバーたちが感じる、ユニットの魅力などを聞いた。（カッコ内はグループでのニックネーム）
――“借金返済ユニット”のマーガリンズに入ろうと思ったきっかけは？
藤原亜紀乃(組長)：私は夢って言葉に弱くて、マーガリンズの「夢で借金を返そう！」っていう言葉がいいなと思って応募しました。
マリー・クリスティーン・クラウゼ(ゲルさん)：私は日本に留学してから芸能界に興味を持って、いろんなことをやってみたんですけど上手くいかなくて、お金も使っていったんです。そんな時、マネージャーさんにこういうユニットがあるけどってことで誘われて、これなら私もできると思って応募しました。
依田香奈実(香奈実ちゃん。)：私も「夢」って言葉がいいなあと思いました。私は自分で立ち上げた事業に失敗をして借金を抱えていて、返済もあと何年続くのって思っていたんです。そこでオーディションの話を知って、そこで大久保さんが「夢を諦めるな！」ってことを仰っていて。「夢を諦めない、なんてなんて素敵な企画なんだ！」と思って応募しましたね。
――マーガリンズの現場が他の現場と違うと感じるところはありますか？
高橋蘭(いい子)：マーガリンズでは、より本当の自分らしくいられる気がします(笑)。私、これまでファンのみなさんにアルバイトをしていることも、恥ずかしいことだと思って隠していたんです。でも、マーガリンズでは一番隠したい部分をオープンにしているので、そういうことが恥ずかしくなくなったんです。
木下結愛(ねずみ)：私も、人生楽になった感じがします。アイドルだけど、服にもそこまで気を遣ったりしなくていいかと思うようになって…。
光原みう(みぅ～):そう、なんでも話せる現場なんですよね。
ねずみ：でも珍しいのは、女の子が集まっている現場なのに男性の話がほとんどないんですよ。
組長：そうそう。こういう現場だと「あの男の人いいよね」みたいな話もすると思うんですけど、そういう話はないんです。でも、節約について話していることはあります。「街頭で配っているティッシュはもらう」とか。
いい子：「ギョウザの皮を油で揚げて塩をかけると美味しい」とかで盛り上がって…。
香奈実ちゃん。 あったね。
組長：そう考えると、マーガリンズの活動は怖いもの知らずでやってますね。
――23日にヤクルトホールで行われる初のライブに向けて意気込みはいかがですか？
組長：私たちは公演の2ヶ月前にやっとダンスレッスンが始まったぐらいで、そこでもやっぱり個々の技量が思いっきり出てしまったんです。私たちの中では、この場にはいないスーブー（小野美公）って子がダンスが飛び抜けて上手なんですけど、スーブーにレベルを落としてもらうんじゃなくて、なんとかみんながスーブーのレベルまで持って行こうと頑張っています。
ゲルさん：とにかく初めての大きな舞台なので、とにかくみんなで成功させたいですね…。
いい子：私はヤクルトホールの500人のお客さんで埋めたいし、その方に喜んでいただけるようなステージがしたいです。
ねずみ：じつは私たち、まだ持ち歌が2曲しかないんですよ。それでライブが何時間あるのかわからないんですけど、間をもたせるためにトーク力もしっかり磨いておかないと、と思っています(笑)。
組長：とにかくライブでは、ザ・マーガリンズとしてお客様にいいものを見せたいです！
ザ・マーガリンズの運命を左右する23日のライブには、いったい何人の観客が集まるのかにも注目が集まる。また「マルガリン銀行」の最新回では、前回放送の強化合宿編の続編を放送。ライブのために強化合宿に臨んだザ・マーガリンズと、突然現れ不可解な行動を繰り返すダンスコーチ・KONANとの一触即発の危機の顛末を送る。
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