“メタボ疑惑”のくまモンが全国のメタボなゆるキャラにアドバイス!?

2015/01/05 19:09 配信

芸能一般

ダイエットへの決意を語るくまモンと「Tarzan」編集長・大田原透氏(写真右から)

熊本のPRマスコットキャラクターとして“営業部長兼しあわせ部長”を務めるゆるキャラ・くまモンが1月5日発売のアクティブライフスタイル雑誌「Tarzan」の表紙を飾ることが分かった。また、同日より熊本県民や県庁職員、さまざまな企業・団体の人たちが撮影に参加した新しいエクササイズダンス動画「くまモン 4Uメソッド」をYouTubeにて公開することに伴い、1月5日に都内でお披露目イベントを行った。イベントでは、表紙のお披露目の他、くまモンによるダイエット決意表明も実施した。

今回、くまモンがダイエットを決意したのは、熊本県の蒲島郁夫知事による新プロジェクト「くまもとの赤でニッポンを健康に!『赤い健(けん)! くまもと』」の発表動画にて、蒲島知事がくまモンのメタボ疑惑を示唆したことがきっかけ。県を挙げて“健康県”を目指すにあたって、「県を代表するPRマスコットキャラクターがメタボではいけない!」という危機感からダイエットすることを決意。それに共鳴した「Tarzan」が表紙という形で支援することになった。

会見にはくまモン、「Tarzan」の編集長・大田原透氏、熊本県広報課審議員・前田隆氏が登壇。くまモンはメタボ疑惑を知事から突き付けられてから、“生みの親”である作家の小山薫堂氏に会いに行ったり、“タニタ食堂”の栄養士に相談したり、東京・世田谷の駒沢公園でランニングをしたりと、多忙なスケジュールの合間をぬってダイエットに向けての取り組みにチャレンジ。その最終形として、今回の会見でくまモンはオリジナルのエクササイズダンス「くまモン 4Uメソッド」をお披露目した。このダンスは熊本大学の都竹茂樹教授の提案する“4Uメソッド”という1つの動きを4秒かけてゆっくり行うエクササイズをベースに、保育デュオのケロポンズがオリジナルの歌詞・作曲・作詞をつけた楽しみながら健康な体づくりができるもので、くまモンはこれで一気に“脱・メタボ体型”になることを目指している。くまモンは「簡単そうに見えて、意外と汗をかくんだモン。全国にいるゆる~い体をしたメタボなキャラのお友達にダイエット成功の秘けつを広めたいモン」と自信たっぷりに他の“ゆるキャラ”たちへアピールしつつ、「やせるモン★」と色紙に書いて悲壮な決意を明かした。