妻の浮気を容認!? ウッチャンがNHKドラマ初出演で「代表作に!」

2015/01/06 22:41 配信

ドラマ

NHK BSプレミアムのドラマ「ボクの妻と結婚してください。」で主人公・三村修治を演じる内村光良

NHK BSプレミアムにて5月10日(日)からウッチャンナンチャン・内村光良主演のドラマ「ボクの妻と結婚してください。」が放送されることが発表された。

同作は放送作家・樋口卓治の同名小説が原作で、内村は'14年2月に同名の舞台にも参加しているが、NHKドラマには初出演にして初主演となる。また、連ドラ出演も、「ぼくが地球を救う」(’02年、TBS系)以来13年ぶりとなり、期待が高まる。

内村演じる主人公・三村修治は、テレビ局勤務のサラリーマンという設定。妻・彩子(木村多江)と息子を愛し、家のローンを抱え、大した貯金もない“ごく普通”の人間だ。ただ、特徴として挙げられるのが、“何よりも人を笑わせるのが好きな男”だということ。ストーリーは、そんな男に突然余命6カ月の宣告が出てしまうことから始まる。男は家族の笑顔を絶やさないために、何ができるのか考える。その答えが“妻の婚カツ”だった…。

後藤高久チーフプロデューサーは、内村の起用について「内村さん以外に思い浮かばなかった」とコメント。そして、「いつも笑っている気のいい男。病気になって本当は恐ろしいはずなのに、自分のことは後回しにして家族の心配をする愛にあふれた男。余人に代えがたい」とキャスティングに自信を見せた。

また、主演を務める内村も「自分の代表作にしたい!」と力強いコメントを寄せた。その一方で、NHKのコント番組「LIFE!」の中で自身が演じるキャラクターが発するせりふ“NHKなので!”に引っ掛け、「“NHKなので”、はみだすことのないように! それでもNHKらしからぬ一面もあって良いのかな。台本では『余命ギャグ』というせりふがあったり、コメディーの要素もあって、病気に対してここまで突っ込むドラマもないので、そこも挑戦」と、単純な家族ドラマにとどまらない内容をうかがわせた。

後藤プロデューサーは、本作を「悲しい涙を笑いに変えて、前向きに生きる男の爽快なエンターテインメント」と表現。日曜の夜、コント以外でもNHKで内村のエンターテインメント力が発揮される。

なお、共演は木村多江の他、小泉孝太郎、酒井若菜、吉田栄作、中村映里子、堀内正美、市毛良枝、大和田獏、筧利夫らとなっている。