堀北真希が“まっしろ”なナース服に「気が引き締まる!」

2015/01/09 06:00 配信

ドラマ

「まっしろ」の制作発表に登場した(前列左から)柳楽優弥、木村多江、堀北真希、志田未来、高梨臨、(後列右端の)菜々緒ら主要キャスト

1月13日(火)夜10時にTBS系でスタートする新ドラマ「まっしろ」の制作発表が1月8日に都内で行われ、役衣装をまとった出演者の堀北真希、柳楽優弥、志田未来、高梨臨、菜々緒、MEGUMI、眞島秀和、石黒賢、水野美紀、木村多江と脚本の井上由美子、演出の今井夏木が登壇した。

同作はセレブ御用達の「東王病院」を舞台に、堀北演じる主人公・朱里や彼女と共に働く看護師たちが、“白い大奥”と呼ばれる女ばかりの職場で巻き起こる派閥争いや複雑な人間関係を目の当たりにしながらも患者の命と真摯に向き合い、看護師として成長していく姿を描く。井上は「医療ドラマというと、悪いところを切り取る(手術をする)外科医が主人公ということが多いんですが、手術室の中も外も戦争で、手術を終えた患者をどう迎えてどう送り出していくか、脇役である方々の生々しい思いを感じていただければ」と語り、今井も「どうやって女の子たちがイキイキと強く生きていけるかを描けたらと思います」と意気込む作品だ。

玉のこしを夢見てセレブ病院で働き始めた看護師・朱里を演じる堀北は、自身の役柄について「朱里は前向きで明るくてすてき」と語り、「看護師という仕事に向き合っていく姿を大事に演じていきたい」と意気込んだ。すると、脚本の井上が「私のイメージにぴったりの堀北さんのスケジュールが空くのを待って、ずっと準備していたので、万感の思いです」と、数年越しのドラマ化実現に喜びをみせた。

また、1話の撮影を終えての感想を聞かれると、柳楽は「“白い大奥”ってドロドロしてたり“真っ黒”なのかなって思ってたら、(撮影の様子を見て)面白くてポップで、悪口言い合ってるのにおかしかった」と語った。一方、木村は「ねちねちやる芝居が楽しくて快感になりつつあった。(劇中のセリフの)『お暇をとっていただきます』がとても快感でございました」と、“白い大奥”を楽しんでいることを明かし、そのセリフをおどろおどろしげに実演。すると、MEGUMIらから「怖い! 怖いよ!!」と恐怖におびえる声が上がった。

女性の怖さが際立つ同作。演じていく中で女性のどういうところが怖いと思ったか聞かれると、志田は「団体になると攻撃してくるところが怖い。(ドラマでは)派閥があって1対1では言い争わないんですけど、団体になるとバチバチやり合っててすごいなと思います」と、女性の恐ろしい二面性を明かした。また、堀北も「心では全然違うこと思っていながら、表面上は笑顔ですてきなこと言えちゃうのがすごいと思う」と語り、柳楽も「建前と本音のギャップがすさまじいと思う」と、女性の持つ表と裏の顔が怖いと回答した。

さらに、それぞれの役に合わせて作っているというナース服について聞かれると、堀北は「このまっしろなナース服に憧れていることもあって、着ると気が引き締まります。自分の体にフィットしますし、緊張感が保たれる気がします」とお気に入りの様子を見せた。容姿抜群の看護師を演じる菜々緒も「衣装を見たときにすごくテンションあがりました。私たちはタイトな感じなんですけど、志田未来ちゃんはフレアだったり、タイツも靴もそれぞれ(役によって)違ったりするので、そういうところも楽しんで見ていただけると思う」と、こちらも満足気に語った。