西島秀俊男泣き!「流星ワゴン」の完成に『本当に出演できて良かった』

2015/01/11 00:28 配信

ドラマ

1月18日(日)スタートのドラマ「流星ワゴン」(TBS系)の完成披露試写会に登壇した(写真左から)吉岡秀隆、香川照之、西島秀俊、井川遥

TBS系で1月18日(日)からスタートするドラマ「流星ワゴン」の完成披露試写会および記者会見が、1月10日に東京・丸ビルホールで行われ、西島秀俊、香川照之、井川遥、吉岡秀隆が登壇した。

同ドラマは、直木賞作家・重松清氏のベストセラー小説を映像化したもので、物語は会社からリストラされ妻には離婚を迫られる男が、ある日不思議なワゴンに乗って過去へ戻り人生をやり直していく姿を描いている。

初めに、主人公・一雄を演じる西島は「僕も本日初めて1話を見たのですが、こうやって視聴者の皆さんと直接お話しできるのはうれしく思っております。とにかく登場人物にとても魅力的な方々出ていて、僕は出演者の立場ですけど1話を見て泣いてしまいました。もう本当にこのドラマに出演できて良かったです!まだ終わっていないですけど(笑)」と感無量の表情で作品への思いを語った。

続いて、一雄の父親・忠雄を演じる香川は西島との共演について「西島さんと親子役をやらせていただいた中で、普通は同い年の役者同士だったら友達だったりライバルの感覚があるんでしょうけど、西島さんが良い表情で演技している姿を見て『よくやったな、息子』という感覚が出てきたことが不思議でしたね。西島さんとは今までも一緒にお仕事をしてきましたが『“親子役”をやるために共演してきたのかな』と思うぐらいにリアリティーを感じさせられる親子となっていると思います」と心境を吐露した。

また、一雄の妻・美代子を演じる井川は「『父親って誰でも息子の前では格好つけていたいんだな』と思いましたね。瀕死状態の忠さん(忠雄)だったり、すでに死んでしまっている(吉岡演じる)橋本さんが『親子ってこういうものなんだな』っていうのをドラマを通して一緒にかみしめながらこの作品を盛り上げていけたらうれしいです」とドラマのポイントでもある“父親と息子の親子関係”についての思いを明かす。一方で交通事故で命を落とし幽霊として一雄の前に現れた男・橋本を演じる吉岡は「僕は幽霊ですが、ことしはいい年になりそうですね。幽霊の立場から言わせていただくと、生きていることは素晴らしいということをこのドラマを見ていると分かっていただけるのではないかなと思います。ぜひご家族で見てもらいたいです!」と視聴者に向けてコメントした。

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