渡部篤郎が前田敦子の風俗嬢役をべた褒め!

2015/01/16 21:07 配信

ドラマ

WOWOWの連続ドラマW「翳りゆく夏」の完成披露試写会に登壇した(写真左から)波多野貴文監督、板谷由夏、時任三郎、主演の渡部篤郎、前田敦子、橋爪功

WOWOWプライムで1月18日(日)より放送開始となる連続ドラマW「翳りゆく夏」の完成披露試写会が都内で行われた。舞台あいさつには渡部篤郎、時任三郎、橋爪功、前田敦子、板谷由夏、波多野貴文監督が登壇した。

本ドラマは赤井三尋の江戸川乱歩賞受賞作品を渡部篤郎主演で映像化。収束したと思われていた20年前の誘拐事件を大手新聞社の窓際社員が再調査し始めるところから、事件の真実に迫っていくノンストップサスペンス。第1話は試写会前日の夕方に完成したため、板谷は「(試写会の)裏で、メークしながら見させていただきました。面白いですね!」と絶賛。

波多野監督が「撮影中、渡部さんがせっかちだったので、かなり慌てました。ですが、いい緊張感で楽しく撮ることができました」と撮影時を振り返ると、渡部の“せっかち話”で会見は盛大盛り上がり。時任は「朝、現場に渡部さんが入ると第一声が『はい!本番行こう!』でした(笑)」と明かし、橋爪は「最近のドラマの現場は細かいリハーサルが多いけど、僕も渡部くんと同じタイプの俳優で、リハーサルに時間を割くことは重視しないですね」と語り、現場に臨む姿勢に共感を示した。

話題は、20年前の誘拐事件の唯一の目撃者であり、現在は風俗嬢になった華原優役を演じる前田に。渡部は前田との共演シーンについて尋ねられると「前田さんが演じた役には過去がないという難しさがあった。にもかかわらず、こちらから説明をしなくても、役の心のひだとかをステキに演じていて、びっくりしました」とべた褒め。前田は「必死に監督や渡部さんたちについていっただけで、考える暇もなかったのですが、そう言ってもらえて、とてもうれしいです」と笑顔を見せた。そんな2人を横目に橋爪は、司会者から「前田さんと会えるのを楽しみにしていたのに、共演シーンがなくて落胆している」と暴露され、「渡部くんと時任くんとしか一緒に撮ってないよ!きょう会えたからいいんだけど」と少しいじけた様子だった。

波多野監督は「このドラマは、家族愛や、大人が守らなければならないものを描いています。加えて注目していただきたいのは、若者たちの『受け入れる力』『前に進む力』。ツイッターなどのSNSももちろんそうですが、スーパーマーケットなど行く先々でこの作品を広めていただけたらありがたいです」とアピールした。出演者からは「なぜ、スーパーなのだろう…」と不思議がる声が上がっていた。

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