元プロボクサー・赤井英和と67歳の古着店店主によるボクシング対決が、1月16日、大阪・ABCホールの特設リングにて行われた。2月2日(月)の「ごきげん!ブランニュ」(ABCテレビ)では、“ごきげん!ブランニュスペシャル企画 ダイナマイトボクシング”として、白熱の試合の模様を伝える。
今回の対決は、赤井が出演する「ごきげん!ブランニュ」のスタッフが、大阪・天神橋の古着店の看板に「赤井へ、12オンスのグローブを用意して待ってるで」との挑戦状が掲げられているのを発見し、報告を受けた赤井本人が店を訪問したことで実現。1月5日の放送では、赤井と店主が試合の約束を交わすシーン、練習に励む両者の様子などが放送された。実は、赤井に挑む古着店店主の西口正さんは、元アマチュアボクサーで、大学時代にはフェザー級の近畿チャンピオンに輝くなど実績は折り紙付き。“心の追っかけ”として応援していた赤井と拳を交えたい…そんな長年の夢も年齢的にこれがラストチャンスと挑戦状を書いたのだという。
夢の対戦に臨む西口さんのため、初代WBC世界ミニマム級王者・第11代WBA世界ライトフライ級王者の井岡弘樹と第16代WBA世界ライトフライ級王者の山口圭司がサポートに就いた。67歳の西口さんが2分2ラウンドを戦い、“浪速のロッキー”をマットに沈めるため、井岡ジムで本格的なトレーニングを敢行。年齢を感じさせない重いパンチは山口を驚かせ、スパーリングでは西口さんのパンチが井岡のボディーに突き刺さる場面も。一方、西口さんを迎え撃つ赤井も、現在、総監督を務める近畿大学ボクシング部で学生に交じって練習に励んだ。先頃、肉体改造のCMで見事に締まった肉体を披露して話題になった赤井だが、「トレーニングして、CMのままの体重をキープしている」という。とはいえ、'85年の現役引退から、ことしでちょうど30年。スタミナの衰えは隠せず、赤井は「近大でキャプテンとマスボクシング(力を入れずに寸止めで打ち合うスパーリング)を3分間やったけど、攻めた僕の息が上がって、ダウンしてしまった」とも明かした。
そして決戦の日、会場にはおよそ200人の観客が集まり、熱気と緊張感に包まれる。そこへ登場したトミーズ雅や大平サブローらレギュラー陣も「想像していたのと違う!」「ホンマもんや!」と独特の雰囲気に驚きの声を上げる。試合前の西口さんも闘志に火が付いたのか「持てるものをすべて出して臨みます。一発入れます!自信はあります!」と熱いコメント。試合を裁く雅からは「スタミナは西口さんが上!第2ラウンドが狙い目です!」とレフェリーらしからぬアドバイスも送られたが、果たして結果は!?波乱の可能性に満ちたこの一戦は、2月2日(月)の「ごきげん!ブランニュ」でゴング!
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)