二宮和也主演「赤めだか」、談志役にビートたけし

2015/01/22 12:58 配信

芸能一般

立川談春の随筆集「赤めだか」(扶桑社)がドラマ化。二宮和也×ビートたけしの顔合わせが実現

TBSで2015年度大型スペシャルドラマとして放送する「赤めだか」(放送日未定)。ドラマの主人公である立川談春役に嵐の二宮和也、そして談春の師匠・立川談志役にビートたけしが決定した。  

落語家の枠を越え、芸能界を引っかき回し、政治家までやって世の中をあっと驚かせ、'11年11月21日にこの世を去った伝説の男・立川談志。そんな談志の人となりとその一門の人間模様を、談春が弟子の目線から描いた原作「赤めだか」は発売と同時に発行部数が12万部を突破した随筆集('15年1月現在)。老若男女問わず多くのファンを持つ談春の今があるのは、師匠・談志と弟子たちの奇想天外な生活ぶりがあったからこそ。本ドラマは落語という深い絆で結ばれた一門の、笑いと感動、そして涙あふれる究極の師弟愛を描く。  

初の落語家を演じる二宮は「今回、こんなに素晴らしいキャストとスタッフそして、この作品に参加させてもらえるなんて、自分はとことんツイてる人間だなと(笑)。でも運にすがらず、おごらず、真摯(しんし)に向き合っていきます」と意気込みを語る。  

一方、談志役のビートたけしは「これも何かの縁。一度は立川の名前をいただいたこともあったので(高座名・立川錦之助)。もうお返ししちゃいましたけど。俺が談志師匠をやると聞いたら、さぞ嫌がるだろうなぁと思って引き受けました。二宮君に迷惑かけないといいけれど、どうなることやら」と、たけし流のコメント。  

原作者である談春は「配役を聞いて震えました。二宮さんとは何年か前にご一緒しており、お若いのに地に足のついたといいますか、しんの強さを感じ、その細やかな気遣いに驚きました。今回再会して、縁があったんだねぇ、と2人で言い合いました。私自身が意識していない“談春像”を早くも作り上げているようです。その冷静で的確な観察眼、とても楽しみです。一方、中学生の頃から憧れ続けたたけしさんと、ようやくご縁がつながったことに興奮しています。立川談志の弱さまで演じることのできる人。そこまで演じても違和感のない唯一の人です。2人にオファーをしてくれたスタッフと、引き受けたくれたお2人に心から感謝します。『赤めだか』は幸せな作品です」と興奮冷めやらぬ様子で語った。    

なお、二宮演じる談春を取り巻くキャストは今後の発表となる。  





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