泣いて心のデトックスを行う“涙活”イベント「泣きがたりライブ vol.1」が、1月22日に都内で開催された。
同イベントは、「音楽を通して感動の涙を流し、心をスッキリさせよう」というコンセプトのもと、アーティストによる生ライブや「泣ける話」の朗読、小笠原諸島の心揺さぶる美しい映像の上映などが行われた。
イベントでは、澤田かおりの奏でるピアノの演奏に乗せた山口立花子の「涙Tシャツ」の朗読から開幕。山口は、実話を元にした物語である「涙Tシャツ」に登場するさまざまな人物を演じながら、一人の女性の短い生涯を切々と語った。語りが進むたびに、場内からはすすり泣く声もあがっていた。
ライブでは、Ring-Tripがアイドルの枠を越えた歌唱力で訪れた人たちを魅了し、バラードのみで構成したライブで観客の涙腺を優しく緩めていた。また、上村叶恵はひと言ひと言語るように切々としたピアノの旋律に乗せて「I miss you」を披露。最後に登場した澤田かおりは、一人の男性が恋をし、同棲を経て結婚、子供が生まれ、幸せな家庭を築いてゆくまでの10年間の姿を投影した「TOSHIBA LED 10年カレンダー」のCMを大きなスクリーンに映しながら、「10年カレンダー」をピアノで奏でた。
エンデイングでは、澤田、上村叶恵、Ring-Tripの5人が舞台に上がり、バイオリンとピアノの演奏を背景に、「見上げてごらん夜の星を」をセッション。貴重な歌声のハーモニーで、来場者たちの涙を誘った。