サザエさんが三越日本橋本店にやって来た！

2月4日に東京・日本橋の三越日本橋本店で、「ありがとう45周年！みんなのサザエさん展」のオープニングセレモニーが行われた。

フジテレビの開局55周年と、アニメ「サザエさん」(毎週日曜 夜6:30-7:00 フジテレビ系)の放送開始45周年を記念して開催され、宮城、福島、岩手と東北3県からスタートしたこの巡回展では、再現された磯野家の門前や茶の間、あさひが丘商店街が展示されている。

セレモニーにはフジテレビ社長・亀山千広氏、農林中央金庫常務理事・中島隆男氏、三越日本橋本店長・中陽次氏、長谷川町子美術館館長・川口淳二氏が登壇。

中氏は「何かと暗いことの多い世の中ではございますけれども、『サザエさん』はずっと世の中の人々の気持ちを明るくし続けてきてくれました。“サザエ・セラビー”と言ったらよろしいでしょうか。また、『サザエさん』の世界では誰も年を取らないということで、波平さんなんかは私よりずっと年下になっていて、この辺も“サザエ・セラピー”の秘密なのかと思っております。サザエさん一家の優しい気持ちと、人をいたわる気持ちが世界に広がっていくことを願っています」とあいさつ。

川口氏は「『サザエさん』は今から69年前、福岡の百道(ももち)の海岸で、『夕刊フクニチ』の4コマ漫画から誕生しました。それから、朝日新聞の4コマ漫画に登場し、45年前からフジテレビで放送されています。サザエさんは24歳から年を取っておりません。ですから、皆さんもいつまでも若いサザエさんのような人生を送ってもらいたいと思います」と祝辞を述べた。

三越日本橋本店での「―みんなのサザエさん展」の開催は、2月16日(月)までとなっている。