アンジュルムがヒット祈願でどん底からの逆襲宣言!?

2015/02/05 09:13 配信

芸能一般

愛宕神社でニューシングル「大器晩成/乙女の逆襲」のヒット祈願を行ったアンジュルム

ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・アンジュルムが2月4日、ニューシングル「大器晩成/乙女の逆襲」を発売。東京・愛宕神社でヒット祈願を行った。

アンジュルムは和田彩花、福田花音、中西香菜、竹内朱莉、勝田里奈、田村芽実、室田瑞希、相川茉穂、佐々木莉佳子の9人組。'14年10月、スマイレージに新メンバーとして室田、相川、佐々木が加入し、12月にグループ名を“スマイレージ”から“アンジュルム”に改名した。今作がアンジュルムとしては初のシングルとなる。

リーダーの和田は「『大器晩成』はすごくアップテンポの曲で、歌詞がすてきなんです。『大器晩成』だけどそれをひっくり返して、今それをつかみ取ろうっていう内容で、『乙女の逆襲』も“ネイルの拳に希望掴みたい”“もがいている手で明日を拓け”という歌詞があるので、この9人で切り開いていって、いろんな物をつかみ取っていきたいです」と楽曲について語り、「つかみ取って、ハロプロNo.1になりたいですね」と意気込んだ。さらに、ヒット祈願について「(愛宕神社に上がる石段は)“出世の階段”ということなので、ビッグになっていけたらいいですね」と笑顔に。一方で福田は、「登る前は楽しみにしてたんですけど、途中から年齢を感じて…(上にいる取材陣の)カメラが近づくにつれて表情が険しくなってるのは自分でも感じていました」と“元・シンデレラの生まれ変わり”の少し悲しい現実を明かした。

3期メンバーの加入によって9人体制となったアンジュルム。2期メンバーの4人は「自分たちでどん底って言っていた時期もあったので、こういう機会を設けていただくことは本当に夢のようです。ヒット祈願をしていただいている時に涙が出そうになっちゃって」(田村)、「渋谷は今、アンジュルムの街と言っていいくらいにたくさん看板があったり音楽が流れていたりするので、私はこの曲で売れる気満々です」(竹内)、「大器晩成な人生をひっくり返して、今つかみ取ろうっていう曲なので、私たちももっと頑張って早く才能を見せつけたいなと思います」(中西)、「さっき登ってきた階段のようにとても長い道のりだったんですけど、こうして9人そろってヒット祈願ができて本当にうれしい。私も売れる気満々です」(勝田)と、それぞれの思いを口にした。

また、和田は3期メンバーついて「みんなハロプロ研修生出身です。相川茉穂ちゃんは研修期間が半年だけなので覚える事も多くて難しいと思うんですが、新曲の中では特技のバレエを披露しているので見ていただきたいですね。佐々木莉佳子ちゃんは、とっても子供。コンサート前にミートソースのソースを口の周りに付けてたり、とてもかわいいなと思います」と紹介。一方、室田は「同い年なんですけど、小っちゃい。遊びにも行くんですけど、子供っぽい。同い年とは思えないほど、小っちゃくて幼いです」(勝田)、「歩きながらずっとしゃべってない?」(福田)、「いろんな物に興味があるみたいで…すごいなって尊敬してます」(勝田)と微妙な事を言われていた。

メンバーが口にする“どん底”については、「今は恵まれた生活をさせていただいているんですけど(笑)、やっぱりどん底の時期もあって…。きょうはすごくたくさんの方が取材に来てくださっていますが、囲み取材なのに3人とか…」(竹内)、「私たちが取材の方を囲むっていうこともあったので(笑)」(田村)と振り返りつつ、「3期が入ってから本当にガラッと変わりました!」(田村)、「うれしいでーす!」(竹内)と現状に喜ぶ一幕も。また、福田は「ビッグになったら自家用ジェットが欲しいです! 昔はタクシーで移動させていただいていた時期もあったんですけど、どん底になってからはほぼ電車移動で。ジェット機をゲットしたら移動も楽になって、隙間をぬってたくさん仕事ができるんじゃないかなって思います」とビッグな夢を見ている様子。さらに、「『アイドルといったら?』っていう質問に全員が口をそろえて『アンジュルム!』って言ってもらえるような存在になりたい!」と野望も明かした。

最後にファンに向けて、「ファンの皆さんにすてきな夢を見せてあげられたらいいなって思います」(和田)、「アンジュルムという名前のとおり天使のような優しい心を持って、悔し涙よりもうれしい涙を皆さんと一緒にたくさん流していきたい」(中西)、「渋谷がアンジュルムだらけになっていて、ファンの方から『うれし過ぎて泣きそうになったよ』って言ってもらえるんですが、そんなふうにうれしい涙をファンの方にどんどん流していってもらいたい」(勝田)、「新曲『乙女の逆襲』のように、自分たちでどん底って言ってた時期から逆襲できる年にしたいですね」(田村)、「たくさんの方にアンジュルムの心のこもった歌声を届けていきたいです」(室田)、「新メンバーが入ってよくなったねって言ってもらえるように、もっと成長して頑張っていきたいです」(佐々木)、「アンジュルムいいねって思ってもらって、たくさん知ってもらいたいです」(相川)とメッセージを送った。

また、竹内は「私は本当にこの曲で売れる気満々なんですけど。『アンジュルム、今後売れるらしいから今から見ておいた方がいいよ』って口コミで広めてもらえたらうれしいですね。来年あたりにはドーンと行けるんじゃないかなと思うので。来年、再来年はボンボン、ボンボンって、日本中アンジュルムだらけになっていると思います」とファンの力に期待。福田は「アンジュルムとしてはこうしてヒット祈願をやらせていただいたり、たくさん看板を出していただいたり、どんどん上に行っていると思うんですけど、個人的にはアンジュルムになってソロパートがゼロになるなど下がっている部分もだいぶあるので。そこをもっと自分でアピールしていけるように、今度は一人でヒット祈願に来たいと思います」と個人的に“乙女の逆襲”を誓っていた。