瑛太&松田龍平のギャグや世間話が聞ける副音声?

2015/02/06 21:40 配信

映画

映画「まほろ駅前狂騒曲」のBlu-ray&DVD化を記念した取材会に出席した(写真左から)瑛太と大森立嗣監督(C)勇見 勝彦(THYMON Inc.)

三浦しをんの人気小説“まほろ”シリーズの実写化第3弾にあたる、映画「まほろ駅前狂騒曲」のBlu-ray&DVDが4月15日(水)に発売される。このBlu-ray&DVDに収められるオーディオコメンタリーの収録が本日2月6日都内で行われ、終了後に瑛太と大森立嗣監督による取材会が開かれた。

瑛太は収録を振り返り「前作(映画『まほろ駅前多田便利軒』)のオーディオコメンタリーは見入っちゃって口数が少なくなってしまったので、今回は反省を生かしてできるだけ話を振ろうと心掛けてみました」とコメント。対策は功を奏したようで、「(松田)龍平の面白いギャグがさく裂したり、本当の世間話になってしまったりして、なかなか他にはないコメンタリーになった気がしています」と自信をのぞかせた。

同じく収録に参加した大森監督も「映画を見ながら友達の家でしゃべってるみたいな感じで、皆さんの知ってる瑛太と龍平の中では一番しゃべってるんじゃないでしょうか(笑)」と太鼓判を押す。

また瑛太によると、松田はオーディオコメンタリーの収録中、あるシーンで芽生えた瑛太への恨み節を口にしているとのこと。行天役の松田が繰り出すボケに対し、多田役の瑛太はツッコむはずのところを放置してしまったそうで、「『なんですぐ止めなかったんだよ、使われちゃったじゃん』みたいなことを言ってました」と思い出し笑いを浮かべながら語った。

なお“まほろ”シリーズの実写化第2弾、連続ドラマ「まほろ駅前番外地」('13年、テレビ東京系)は「モテキ」('10年、テレビ東京系)などで知られる大根仁が監督を務めている。ドラマ版は原作にはないオリジナルストーリーを特徴としているが、瑛太はこれについて「(ドラマ版で)自分が思っていた多田のイメージがどんどん外されて、そこから自由に演じられるようになりました。どう演じても多田になれるところまで行けたような気がしていて、今回も自由な発想で楽しめました」と分析した。

現在32歳と実年齢が多田に近づいてきた瑛太は「最近(同作を)見た人から『いい意味で枯れてきたね』って言われたので、良かったかなと。正直老いも少しずつ感じてきてますし」と苦笑。これを受けて大森監督は「瑛太も龍平も、年相応のいい顔になってる。その表情をちゃんと捉えられるような監督でありたい」と締めくくった。

“まほろ”シリーズは便利屋を営むしっかり者の多田と、多田の下に居候する同級生・行天を軸に、依頼人たちとのさまざまな人間模様を描く物語。「まほろ駅前狂騒曲」では行天の実娘・はる(岩崎未来)の子守り騒動や、謎の元新興宗教団体をめぐる大事件などが展開される。

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