「銭の戦争」第7話は草なぎ剛らの複雑な恋模様も魅力

2015/02/17 05:00 配信

芸能一般

赤松(渡部篤郎)が感付くことを恐れ、暗証番号が分からないまま金庫破りに挑む富生(草なぎ剛)。未央(大島優子)は「あの人には、大きな借りがあるから」と協力する(C)関西テレビ

韓国の人気コミックを原作に、草なぎ剛演じる白石富生が多額の借金で転落しながらも、自ら金貸しとなってはい上がっていく姿を痛快に描くドラマ「銭の戦争」(フジテレビ系)。初回14.1%と高視聴率でスタートを切り、現在は平均視聴率12.8%(第6話までの関東地区平均。ビデオリサーチ調べ)と、好評を博している。

2月10日に放送された第6話のラストでは、富生が赤松金融の地下にある、大金を隠した“秘密の部屋”を発見した。

今夜2月17日(火)放送の第7話では、富生が父親を自殺に追い込んだ赤松(渡部篤郎)に復讐するため、数字の暗記能力を武器に無謀とも思われる金庫破りに挑戦する。

いよいよラストに向け修羅場を迎えていくが、同ドラマは金に翻弄された富生の復讐劇だけではなく、富生を取り巻く2人の女性との、愛憎入り交じる複雑な恋愛模様も魅力。

大島優子演じる未央は、富生に多額の借金を肩代わりしてもらい助けられたことを機に、その優しさと裏に潜む危険な一面に触れ、引かれている。

一方、富生に対して憎む気持ちと気を引きたい気持ちの両方を持つ梢(木村文乃)。富生とは婚約していたが、多額の借金を抱えた富生から一方的に突き放され婚約破棄になったため、複雑な思いを抱えている。

第7話の終盤では、ホワイト化学にまつわる衝撃的な事実を知った富生が、梢に詰め寄って辛辣な言葉を浴びせる。未央がそんな2人の様子をうかがうことしかできない一方、梢は人知れず涙を流す…。

ラストに向け、大金をめぐる心理戦と、愛憎入り混じる富生らの恋愛模様からますます目が離せなくなりそうな本作。金に執着していく富生が最後には幸せになれるのか…、今後の展開に注目したい。

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