劇場版「テラハ」が「ベイマックス」V7を阻止し首位発進

2015/02/16 20:32 配信

映画

劇場版「テラスハウス クロージング・ドア」に出演する“てっちゃん”こと菅谷哲也(C)2015 フジテレビジョン イースト・エンタテインメント 東宝 電通 FNS27社

2月14日、15日の興収ランキングが興行通信社より発表され、2月14日公開の劇場版「テラスハウス クロージング・ドア」が初登場1位を獲得したことが分かった。

全国160スクリーンで公開され、土日2日間で動員18万9897人、興収2億5113万2500円を記録。前週まで6週連続で1位を快走してきたディズニー映画「ベイマックス」は2位にランクダウンした。

「テラスハウス クロージング・ドア」は、海の見えるシェアハウスに暮らす男女6人の日々を記録したドキュメンタリーテイストの“リアリティーバラエティー番組”。フジ系で'12年10月から'14年の9月まで放送され、若者たちを中心に多くのファンを獲得してきた。劇場版では、番組開始から最終回までテラスハウスに住み続けた“てっちゃん”こと菅谷哲也と、新たな住人たちとの共同生活、そして恋愛模様がつづられる。

6週連続で1位を守り続けた大ヒット映画「ベイマックス」は今週ついに2位にランクダウン。しかし、累計動員650万人、累計興収83億円を突破するなど、老若男女を問わず熱い支持を集めている。

また、その他の初登場作品では、イギリス・ロンドン在住の一般女性がネットに投稿し、世界中の女性をとりこにしたベストセラー小説を映画化した「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」 が5位に。全国324スクリーンで公開され、土日2日間で動員6万1728人、興収8090万9200円をあげた。巨大企業の若きCEO・グレイと、恋愛経験のない女子大生・アナの倒錯した官能の世界をつづるラブ・ロマンスで、主人公の2人には映画情報サイト“TC Candler”が毎年発表している「世界で最もハンサムな顔100人」で'14年度の1位に選ばれたジェイミー・ドーナンと、俳優のドン・ジョンソン、女優のメラニー・グリフィスを両親に持つダコタ・ジョンソンが抜てきされ、刺激的な役柄を繊細かつ大胆に演じている。

8位には、ベストセラー作家・天童荒太の直木賞受賞作を映画化した「悼む人」が初登場。全国184スクリーンで公開され、土日の2日間で動員4万8556人、興収5993万7700円をあげた。不条理な死に遭遇した人々を悼み、全国を巡礼する主人公と彼と触れ合い “生と死”に向き合う人々の姿を描く。主演の高良健吾の他、石田ゆり子、井浦新、貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶら実力派が脇を固める骨太の作品となっている。

全国65スクリーンで公開された「味園ユニバース」は、10位にランクイン。関ジャニ∞・渋谷すばるを主演に迎え、大阪を舞台に贈る青春歌謡人情ドラマで、「リンダ リンダ リンダ」('05年)などを手掛けた山下敦弘監督がメガホンを取り、二階堂ふみ、鈴木紗理奈らが出演している。

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