ゲスの極み乙女。ツアーファイナルにあの人が乱入!

2015/02/17 13:42 配信

音楽

11月からのツアーファイナルを迎えたゲスの極み乙女。前日の川谷の高熱もうそのような迫力のライブにPhoto by.橋本塁

昨年4月にメジャーデビューし、高い音楽性と個性的なキャラクターで、音楽シーンに一気に踊り出たゲスの極み乙女。が、2月15日にワンマンツアー「ゲスでいこか vol.3」のツアーファイナルを東京・新木場STUDIO COASTにて開催した。ファイナルは2月14日、15日同会場での2日間ということもあり、両日で5000人の観客がライブに熱狂した。

「猟奇的なキスを私にして」でライブはスタートし、続けて「デジタルモグラ」を演奏。3曲目は、キュレーションマガジンAntenna[アンテナ]のCMソングとしても知られる「パラレルスペック」だったが、楽曲に入る前に川谷絵音(Vo/Gt)が、「『パラレルスペックのファンキーバージョン』をやりたいと思います」と話し、演奏がスタート。ちゃんMARI(Key)の奏でるイントロのフレーズ、そしてサビの歌詞とメロディーもがらりと違うアレンジが施され、ほな・いこか(Dr)のドラムソロから休日課長(Ba)のベースラインもうねりをあげ、ファンキーかつ大胆なアレンジに変化した「パラレルスペック」だった。

MCで「きょうはツアーファイナルということで、11月にツアーが始まって以来、ことしは追加公演と合わせて2月15日までやっています。きょうはファイナル2日間の最終日でさみしいです」と川谷が話すと、休日課長が、「家に帰ったらさみしいです」と笑いを誘う。そして「ラスカ」、別アレンジバージョンの「サリーマリー」と続く。

その後、「ハツミ」「ユレルカレル」をしっとりと聴かせ、続くMCで、川谷から「5月からまたツアーをやります!初の野外もあり、東京と大阪は野外音楽堂です!ぜひ皆さん見に来てください!」と発表があると、観客は一気にテンションアップ。

さらにキラーチューンである「キラーボール」を演奏。続いてほな・いこかのバスドラムが鳴り、休日課長がお決まりのせりふ「ほな・いこかのドラムのビートに乗って、コール&レスポンスをしてよろしいでしょうか?」と「ドレスを脱げ」が始まると、ステージにお面をかぶった男性が登場し、端で踊り始める。

サビでお面を取ったものの、その下はサングラス姿。後半のサビでジャケットとサングラスを取ると歓声が!正体は、キュウソネコカミのボーカル&ギター・ヤマサキ セイヤ!踊り切って、ステージを後にすると、川谷が「あれ?どこ行った?」と再び、ヤマサキを呼び戻し、ヤマサキより「MC長過ぎや!後援会か!」とツッコまれる一幕も。前日のライブで川谷自身が「日比谷のライブの目標はMCを簡潔に」と言っていたが、この日は実践できなかった模様。

急きょ、メンバーがキュウソネコカミの曲を演奏し、全員で歌い出すも、川谷が「曲が違った」と、再び「ドレスを脱げ」のアウトロを演奏し、大合唱へ。

その後も「餅ガール」「song3」「ホワイトワルツ」「スレッドダンス」と、盛り上がりも最高潮のまま本編が終了した。

鳴り止まないアンコールにメンバーが再びステージに現れ、川谷が「4月22日(水)に2ndシングルを発売します!タイトルは『私以外私じゃないの』です。その新曲をやります」と、披露。1stフルアルバム『魅力がすごいよ』から約半年ぶりの新曲は、もはやゲスの極み乙女。の勢いが止まらないことを証明するかのような、進化した楽曲だ。そして、「そろそろ次が最後の曲です。皆さん、ゲスの極み乙女。と遊びませんかー?」とラストに「アソビ」でツアーファイナルは幕を閉じた。