「攻殻機動隊 ARISE」テレビシリーズの正式タイトルが「攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE」に決定。4月5日(日)よりTOKYO MXほかにて放送スタートすることが分かった。
「攻殻機動隊 ARISE」は、「アップルシード」シリーズで知られる士郎正宗の原作を、冲方丁によるシリーズ構成・脚本で、'13年に劇場上映された。
西暦2027年の近未来を舞台に、陸軍所属の全身義体化されたサイボーグである草薙素子三佐が、高度化した電脳犯罪に立ち向かう特殊部隊“攻殻機動隊”を創設するに至るまでを描いたストーリー。
今回、「攻殻機動隊 ARISE」シリーズ全4話を、それぞれ前後編に再編集、さらに'15年初夏全国公開予定の映画「攻殻機動隊 新劇場版」につながる完全新作エピソード2話を加えてテレビシリーズとすることが発表された。
また、シリーズ構成を担当する冲方はテレビシリーズ化にあたって、以下のようにコメントを寄せた。
■冲方丁 コメント
士郎先生の原作「攻殻機動隊」は掘れば掘るほど発見があります。四半世紀前に描かれた見事な原作を、 古典ではなく現代の作品として映像化しなくてはならないという思いで今回の脚本に臨みました。ネットで国家も個人も並列化が進む時代の中で、“個”というものにこだわる本作の素子は、その存在感が放つ光が人を引きつけます。そんな素子を中心に、公安9課(攻殻機動隊)のメンバーが集まる過程を描いた本作では、これから新たに「攻殻機動隊」という作品に触れる人のためにもよい流れが作れたと思います。また、従来のファンの方には、原作から続く第4の「攻殻機動隊」として楽しんでいただけるとうれしいです。
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