ブラピ主演「フューリー」ブルーレイ&DVDが発売!

2015/02/18 12:40 配信

映画

(左から)ジャンクハンター吉田、中村桜、林家三平、杉山潔、青井邦夫

ブラッド・ピット主演の映画「フューリー」のブルーレイ、DVD が3月18日(水)に発売される。

「ニコニコ公式生放送」では、発売を記念して映画「フューリー」の大特集ニコニコ生放送を実施。林家三平や戦車オタクという声優の中村桜らが、視聴者のアンケートと自らの好きな戦争映画を基に「オレたちの胸滾(たぎ)る戦争映画ベスト10」を決定した。

同作品は、第二次世界大戦を舞台に「フューリー」と名付けられたM4シャーマン戦車に乗る5人の兵士たちが、ティーガー戦車を有する300人のドイツ軍精鋭に立ち向かう姿を描く戦争映画。監督は海軍出身という経歴を持つデヴィッド・エアーが務めた。エアー監督は徹底的にリアリティーを追求し、世界で唯一走行可能なティーガー戦車を映画史上初めてスクリーンに登場させるなど、同作品の製作に対するこだわりぶりで注目を集めた。

「ニコニコ公式生放送」のオンエアでは、アニメ「ガールズ&パンツァー」のプロデューサー・杉山潔が「M4 シャーマンが大好きです。ティーガーよりもシャーマン派ですね。戦車を描く作品は多いですが、戦車に乗車している人物をここまで詳しく描いている映画は珍しいです」とあいさつ。そんな杉山の言葉に対して、三平は「ドイツの国防軍が好きで。(シャーマンよりも)ティーガーが好きです」とコメントし、ミリタリー好きという意外な一面を見せた。

本編のお気に入りのシーンについて話が及ぶと、中村は「前方に敵がいて歩兵のみではこれ以上前に進めないという状況の中、戦車が登場してその戦車の後ろについて攻めていくシーンが好きです。スタンダードな戦車の使い方なのですが、そこが描かれていて好きですね」と語った。

そんな中、銃や兵器の知識が豊富という映画評論家の青井邦夫氏はブラッド・ピットが劇中で携帯している銃に着目し「本来なら当時はコルト・ガバメントという銃のはずだがリボルバーの銃を持っているというのは、古いタイプの頑固な人間」と登場人物の性格を分析。同作品では、銃一丁にもさまざまな背景が描かれていることを解説した。

出演者らが発表した「オレたちの胸滾る戦争映画ベスト10」は、「レマゲン鉄橋」('69年)、「Uボート」('81年)、「パットン大戦車軍団」('70年)、「フューリー」('14年)、「史上最大の作戦」('62年)、「戦略大作戦」('70年)、「戦争のはらわた」('77年)、「プラトーン」('86年)、「プライベート・ライアン」('98年)、「トラ・トラ・トラ」 ('70年)