WOWOWプライムで、小出恵介主演の連続ドラマW「天使のナイフ」が2月22日(日)から放送される。原作は薬丸岳のミステリー小説で、被害者と加害者、両者の視点から“真の更生”や“贖罪(しょくざい)”、そして少年法の裏側について問う物語。
妻・祥子(藤本泉)を少年たちに殺された主人公・桧山貴志演じる小出が本ドラマについて語った。
'14年12月まで放送されていた「Nのために」(TBS系)に出演していたこともあり、オファーについて「(正直)事件ものが続くなと。ただ毛並が違うので挑戦してみたいと思いました」と話した。
また、WOWOW連続ドラマWに初出演で初主演となることについて「WOWOWさんは社会派ドラマも多く取り上げられていて、独特の雰囲気がある。これに参加できるのはうれしいし、その雰囲気にうまくマッチしたい」と意欲を示し、加えて「映画のスタッフもいてドラマだけど映画にも近い。(現場に)“どっぷり”入ることができます」との撮影裏側も明かした。
小出演じる桧山は、真実を追い求めるあまり疑いの目を向けられても足が向くという役柄で、気になったらすぐ行動するタイプ。これを「私立探偵みたいですよね」と言う一方「自分ではやらないかな。真相を追うのは任せたい。僕、結構面倒くさがりなんです。プライベートは人と関わるのが好きじゃない(笑)」と意外な一面も。
「女性ばかりの撮影だったんですよ。みゆき先生(妻の友人・倉科カナ)、お母さん(義母・若村麻由美)、娘(愛実役の横溝菜帆)と。女性に囲まれるのは今まであまり無かったので…」と照れ笑い。
「女優さんやフレッシュな若手も出演しているし、色々な楽しみ方があるドラマだと思う。重めの“どっしり”とした内容だが、見ている方にも“どっしり”と受け止めてほしいというか、考えてもらえると思います」と視聴者に向けてメッセージを寄せた。
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